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低速でも快適に使えるSIM

水曜日, 12月 28th, 2016

私が今使っているSIMは、BIGLOBE SIM で、通話機能付きSIM、高速通信容量は1Gバイトである。

音声通話スタートプランといい、月1400円である。

1Gバイトという容量は、ニュースサイトを通勤中にスマホで見ていると、一ヶ月以内でほぼ無くなる容量である。

今月は、東京出張や遠方出張が多く、つい使いすぎてしまったのか、18日ころまでには高速通信ができなくなり、200kbpsの低速状態になってしまっていた。

どうやら、モバイルノートを新幹線の中でテザリングでスマホに繋いでいた間に、Windowsupdateでもかかっていたのか、大量に高速通信容量を食ってしまったらしい。

しかし、低速状態になっていることにしばらく気付かなかった。

ニュースサイトを見るだけなら、文字表示だけでいえば、低速通信時でも、それほどレスポンスが変わらないのである。

低速通信時に、Google Chromeでブラウジングすると、まず文字がパッと表示されて、しばらく画像や広告表示に時間がかかる。しかし、ニュースだから、基本、文字しか読まないので、あまり不自由がないことになる。

画像表示が遅いな、ということではじめて気付いたくらいである。

そのときは、あと2週間、どうしようかなあ、追加容量を購入することになるかな、とも思った。

しかし、それから低速状態のまま1週間経って、なにもストレスがないのである。

動画はそもそもスマホで外で見ることがない。

動画は、自宅で、タブレットや、PCや、大画面テレビ+Chromecast でみるものだと決めている。

さらに、自宅では常時接続回線+wifiルータ環境があり、スマホのアプリのインストールや更新はwifi環境下でしか動作しないように設定してあるので、いよいよ何も困らない。

ということで、この1週間、快適に200kbps環境で過ごしている。

ところで、私は出張時にはノートパソコンを持ち歩くので、スマホからのテザリングで、PCメールの受送信をすることになる。

200kbps環境で、新幹線や電車の中や空き時間でメールを受送信する必要があるのである。

では、200kbps環境で、PCメールの受送信に、一体どれくらいの時間がかかるのだろうか。

試しにさきほど、50通で計1.8メガバイトのサイズのメールデータを受信してみた。すると、約2分かかった。

私のスマホとモバイルノートは、どちらも動作は速くない。

それでもまあ、1分で0.9メガバイトの回線速度が出ているものと思われる。

200kbpsは0.2Mbpsだから、1分に直すと12Mビットであり、これをメガバイトに直すと、分速1.5メガバイトが理論上の最大値、ということになる。

200kbpsの限界値に対して、遅いスマホとPCでもそれなりに速度は出ていることになる。

10メガバイトのメールでも10分少々である。

うん、これなら、PCメールの受送信だけであれば、まあ使えるな、という結論となった。

メールの受送信の間、エディタでも開いて、別の作業をしていればよいだけだからである。

ただし、注意しないといけないのは、何日分も大量に未受信メールをためると、どうにもならなくなる、ということである。

あとは、運悪くWindowsupdateの日にでもかち合ってしまうと、自動更新を止めない限り、ほぼメールの受送信は止まってしまう。

実は上記の計測をしたとき、最初の計測時にちょうどWindowsupdateが動いていた。

見事に、メールの受送信は停止して、メーラーが考え込んでダウンロードが凍り付いてしまっていた。

つまり、出張前には、モバイルPCのメールの受送信を済ませ、Windowsupdateを済ませておかないと、痛い目を見ることになるということである。

そういった注意点はあるものの、200kbpsという低速通信でこの程度モバイルルーターとして使えるのであれば、PCをテザリングで延々と繋ぎっぱなしでよいように思われる。

ただし、低速通信の使いすぎにも注意が必要である。

SIMによって、低速通信を使いすぎると、さらなる「(超)低速制限」がかかってしまい、「超低速制限状態」に陥ってしまうSIMがある。

BIGLOBE SIMは低速通信は無制限であり、超低速制限がかからないので、私はそんな経験はないが、超低速制限状態になると、10~20Kbpsにまで陥ってしまうらしい。

この速度だとほぼWebのブラウジングも無理である。

3大キャリアでも、ソフトバンクが容量(高速通信容量)超過したときの制限の厳しさは有名で、なんとそれくらいの超低速状態まで速度が落ちてしまって、追加容量を購入しかなくなる、という話を聞いたことがある。

こうなると、200kbpsの格安SIMの方がよほど快適、というのであれば、笑ってしまう話である。

格安SIMで超低速制限状態に陥るSIMは、だいたい、3日間で低速通信を366MB使うと(超)低速制限がかかるというのが相場である。

こうったSIMの代表例が、IIJ系のSIMである。

一方で、低速制限がかからない(超低速制限に陥らない)SIMというのもある。

代表的なものが、

OCNモバイルONE
BIGLOBE SIM
LINE モバイル
mineo

である。

この中で優れているのは、OCNモバイルONEとmineoで、専用アプリをインストールすればワンタッチで高速通信をオフにすることができて(つまりターボをオフにする)、つまり低速通信モードに切り替えることができて、そうすると高速通信容量が減らない。

つまり、1Gバイトといったわずかな容量でも、普段は低速通信で過ごすことで、いざ速さを求めるときだけ高速通信を使えばよいことになる。

BIGLOBEはここが中途半端で、高速通信・低速通信を切り替えることができない。

つまり、月の初めから高速通信容量から使わざるを得ない。

否応なく高速通信容量から使い果たした月の最後の方で、低速通信で過ごすしか無くなることになる。

但しそこからは低速通信が無制限で、超低速制限状態には陥らない。

OCNモバイルONEとmineoであれば、月の最後の方まで、高速通信容量を節約することでいざというときのダウンロードのために十分高速通信容量を残しておくことができる。

とはいえ、BIGLOBE SIMで、低速制限状態で10日間を余裕で過ごせたことを考えると、そこまでの差は無いようにも思ってしまった。

IIJ系でも、hi-hoのSIMは、Webにログインすれば、SIMのターボをオンオフできてしまう。これは優れものであるが、高速通信容量と低速通信容量をどちらも使い切れば同様の超低速制限という問題は起きてしまう。

ちなみに、イオンモバイルは、IIJ系である。

と思っていたら、ごく最近、12月になって、データSIMのみで、タイプ2という低速通信無制限のSIMを販売するようになっていた。

http://aeonmobile.jp/simtype/

なんと、このタイプ2というのは、高速通信容量1G、低速通信であれば無制限に使えて、超低速制限はかからないで、月480円である。

似たような仕様のLINEモバイルが月500円だから、それを意識して発売したものと思われる。

そして、このイオンモバイルタイプ2というSIMは、OCNモバイルONEからのリセールのSIMのようである。

イオンモバイルのデータSIMは、以前から1Gタイプ480円で、IIJ系であったが、それがタイプ1と言われるようになった。

これからは、データSIMに限って言えば、どう見たって、タイプ1のSIMを買う合理的理由は無い。

なんでタイプ1をいまだに売り続けていているのかが不思議なくらいである。

在庫処分だとすると買ってしまう人はかわいそうである。

ちなみに、イオンモバイルのタイプ2のSIMは、通話可能なSIMの発売予定はないようである。

もし、イオンモバイルが、そんな通話SIMを月480円+700円で発売してしまえば、OCNモバイルONEが発売している月1600円か1800円の通話SIMは競争力を失ってしまうだろう。

だから、OCNモバイルONEが再販を認めないのだろうと思われる。

Windows XPパソコンをLinuxにしてみました

月曜日, 3月 24th, 2014

WindowsXPのセキュリティサポートが、2014年4月9日で切れてしまいます。

私の場合、オフィスも自宅もほとんどすべてのPC端末はWindows7かWindows8プリインストール版に買い換えてありました。

しかし、ひとつだけ、WindowsXPのPC端末が残っていました。モバイルPCのASUS Eee PC 1001HAです。5、6年前に買ったのですが、5年保証をつけていたところ5年経過直前に壊れ、無料修理でマザーボードごと交換されHDDも容量アップして直ってきました。

モバイルPCで9時間くらいバッテリーが保ちます。出張時にはいまも重宝しています。速くはないですが、メールとブラウザだけできればよいので、十分な性能なのです。メモリは1G。

とはいえ、4月9日以降WindowsXPでこのPCからインターネットに繋ぐ気はさらさらありません。

Windows8かUbuntu(代表的なLinuxディストリビューション)を入れよう、どちらにするか、ということだけが、検討課題でした。

試しに、メモリスティックにUbuntu12.04LTS(安定版)をインストールして見ました。HDD上のWindowsXPをいきなり消してしまうつもりはありません。共存インストールをしていろいろ試してみることにしました。

遅い・・・・遅すぎる。

やはりメモリスティックではだめで、HDDにインストールするしかないと思い至りました。

共存インストールのやり方はいくつかありますが、私は、

Wubi

http://www.ubuntu.com/download/desktop/windows-installer

を使うことにしました。WindowsXPのデスクトップ画面にWubi.exeをダウンロードして、exeファイルを実行すれば、あとは流れのまま、Ubuntu12.04LTSのインストールができるようになっています。

あちこちのブログを参考にしながら進めると、あっさり完了です。

実はインストール時の心配として、ASUS EeePC内蔵の無線LANチップに、Ubuntu標準内蔵のwifiのドライバが対応しているか、が、かなり不安でした(対応していなければUSBコネクタをひとつつぶして無線LANアダプタを購入することになります)が、インストール中に、あっさりとWifiルータの電波を認識してくれました。

HDDのパーティションは、セカンドパーティションにインストールすることにしました。WindowsXPに悪影響は与えたくなかったからです。

しかし・・・遅い。遅すぎる。画面のもっさり感と、アプリ起動のたびの止まった感がひどい。

そうです。HDDにインストールしてもひどく遅い。5年前のモバイル端末用CPUである旧型Atomでは、Ubuntuは重すぎるということがわかりました。

さあて、どうするか。Ubuntu以外のディストリビューションを試すか。OS移行をあきらめるか。32bit版Windows8を買ってきてインストールするか。

いろいろ考えた結果、メモリを1G→2Gに増設しました。アキバに寄った際に購入。4000円也。

まあまあ、多少は動きが良くなりました。でも、それでもUbuntuは遅い。XPよりははるかに遅いのです。Linuxは軽い、なんていう人がいますが、ディストリビューションによっては全然軽くありません。特にUbuntuは多くのアプリケーションが常駐しており、メモリ食い、リソース食いなのでしょう、XPよりはるかに動きが重いです。

別のディストリビューションを入れるかどうか、いろいろ調べてみた末、デスクトップ画面のアプリだけを、軽いと評判の

LXDE

http://ja.wikipedia.org/wiki/LXDE

に入れ替えてみることにしました。

UbuntuのソフトウエアセンターからLXDEをダウンロード。

次に、再起動します。 パスワード入力欄のすぐ上のユーザー名の右の白丸をクリックすると、LXDEが選択できます。

それでパスワードを入力。

立ち上がりました。LXDEです。すっきりした画面です。

まずChromium(クロミアム。GoogleのChromeブラウザのLinux版です)を立ち上げてみました。

速い。速いです。XPのGoogle Chromeと大差ありません。うれしい。

次にメーラです。Linuxのメーラも慣れた方がいいのはわかっていますが、とりあえず慣れたWindows製メーラがよいということで、秀丸メールを入れてみることにしました。

秀丸メールはWindowsソフトです。そんなものがLinuxに入れられるのか?入れられます。

Wine

http://ja.wikipedia.org/wiki/Wine

というアプリケーションをUbuntuにインストールすると、Wine上で、Windowsアプリケーションをインストールして、そして、動作させることができます。もちろん動かないものもあるとのことです。

あちこちのブログを参考にWineをインストール。続いて秀丸メールをインストール。フォルダの指定にちょっと戸惑いましたが、あっさり成功です。

秀丸メールは、\turukameというフォルダにすべてのデータや設定ファイルが格納されているので、それをXPのパーティションからコピーしてきて、Ubuntuのパーティションに貼り付けてしまい、秀丸メールのフォルダ設定でそのフォルダを指定。

なんとそれだけで、メールも環境も完全にUbuntuに移行できてしまいました。

日本語入力には戸惑いました。Ubuntuをインストールしてからここまで作業しても実は、日本語入力ができないのです。

ううむ、クセがありますね、Ubuntu。さすがにシロウトには無理だなというのがこのあたりにあるのでしょう。

Linuxの日本語入力には、キーボードを制御する Input Methodという分類に属するアプリケーションと、その上に乗っかる、日本語入力アプリケーションの、2つが、日本語入力に必要です。

Windowsなら、MS-IMEとかATOKひとつでまかなえるものが、Linuxでは2つ必要になります。

それを理解するまでにしばらくあちこちのブログを調べ、時間がかかりました。

調べた結果、いちばんオーソドックスと思われる選択をしました。 Input MethodにはiBus、日本語入力アプリケーションにはmozc for iBusを選びました。 それぞれをインストールし、設定です。これも、ブログをあちこちみながらでした。

iBusの場合、Input Methodの起動は、ctrl+スペースが、標準なのです。alt+漢字などという起動方法はありません。それもまあ、すぐ慣れるでしょう。

こうして、めでたく、メールとブラウザだけできればよい、という私にとって必要な環境ができあがりました。

やってみて感じたのは、あちこちのブログを調べながらやればできますが、Windowsのインストールもやったことのない人には無理でしょう。Windows8を入れておくほうが無難です。

なお、私のEeePCは古すぎて、Atomが64bitOSに対応していません。つまり、Ubuntu でもWindows8でも32bit版しか動きません。まあ、メモリを3G以上積みたいわけではないので、32bitでも64bitでも関係はありません。 いずれにせよ、Windows8でなく、 Wubi+Ubuntu+LXDE+Chromium+Wine+秀丸メール+iBus+mozc で、十分に使えるモバイルPCが出来上がりました。

なお、Officeソフトは無料のLivre Officeが最初から入っています。Microsoft Officeとの互換性はそこそこですが、外出先での閲覧や修正程度の用途に不自由はありません。pdfファイル閲覧も、Adobe ReaderのLinux版があります。

さあ、それでは、これで、壊れるまでEeePCを使い倒すことにいたしましょう。

Windows8.1を使えるようにする(2)デスクトップ初期起動編

水曜日, 12月 4th, 2013

Windows8.1は、起動するとタイルのような四角い大きなアイコンが並んだメトロUIというのが最初に立ち上がる。その左下の「デスクトップ」をクリックして初めてデスクトップ画面が立ち上がる。 メトロUIはまず使わないので、スキップしてデスクトップ画面を初期起動したい。

方法はいくつかあるが、2つを紹介する。

(第1の方法)

(1)デスクトップ画面に切り替えた状態でタスクバーを右クリック、「プロパティ」を選択

(2)開いた「タスクバーとナビゲーションのプロパティ」画面上部で「ナビゲーション」タブを選択

(3)「ナビゲーション」画面の中頃にある「スタート画面」項目から「サインイン時または画面上のすべてのアプリを終了したとき、スタート画面ではなくデスクトップに移動する」を選択

(4)「OK」をクリック、パソコンを再起動して確認

(第2の方法)

(1)テキストエディタ(秀丸エディタやnotepad)で、「デスクトップの表示.scf」という名前の空のテキストファイルを作る。

(2)そのテキストファイルの中に以下のように記述する。

[Shell]

Command=2

IconFile=explorer.exe,3

[Taskbar]

Command=ToggleDesktop

(3)上書き保存する。

(4)Windowsのスタートアップのフォルダにこの「デスクトップの表示.scf」を入れる

Windows8.1を使えるようにする(1)スタートメニュー編

火曜日, 12月 3rd, 2013

WindowsXPが2014年4月でサポートを終了し、ネット接続環境での使用は危険でできなくなる。そこでWindows8に移行することになる。が、なんとも評判が悪い。私もこれまでWindows8には手を出さないできたが、なにぶん、7では、サポート期間切れを起こすおそれもあるので、Windows8.1が出た段階で、挑戦することにした。

Windows8.1がダメな理由ははっきりしている。 1.スタートメニューがない 2.それ以前にデスクトップ画面が最初に立ち上がらない この2点である。あとは、そこまでいうほど悪くはないと思う

しかしこの2点が、Windows7までのバージョンを使っていた者にとっては、これは苦痛でしかない。 マイクロソフトは、Micorosoft Office 2007でリボンなるインターフェースを採用して旧来型メニューを廃止し、ユーザーを大混乱に陥れた。それをWindowsでまでやってしまったのが、このWindows8.1である。

マイクロソフトがこうやったときの対応は決まっていて、旧来型のスタートメニューを復活させる設定やアプリケーションを探す、ということになる。

旧来型のスタートメニューを復活させるにはどうしたらよいか。

実はWindowsの設定をいくらいじっても、復活してくれない。

アプリケーションを導入するしかない。

選択肢はいくつかあるが、出来のよさで1択することでほぼ疑問の余地がないのがフリーウエアの Classic Shell

http://www.forest.impress.co.jp/library/software/classicshell/

である。日本語化されており、ほとんどXPと同様のクラシックなスタートメニューを手に入れることができる。もちろん7風にもできる。

少なくともこれで、会社のスタッフが「電源をどうやって落としたらよいかわからない」と言って混乱に陥ることはないだろう。