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携帯電話のブラック情報(2)端末料金の不払

日曜日, 2月 26th, 2017

携帯電話の通信料金の不払いと、端末代金の不払いは、実は、信用情報の登録先が異なるということを、知っている人は意外と少ない。

携帯電話利用料金はTCA、端末の分割料金はクレジットカード等の情報の信用機関であるCICなどである。

つまり、端末代金を分割にしただけで、不払いの場合、信用情報のブラックの登録が2か所にされてしまう、ということである。

ドコモ・au・ソフトバンクは、携帯電話契約を2年縛りにして、2年ごとの更新月を外しただけで中途解約扱いとして、1万円といった高額な違約金を設定し、携帯電話端末料金を9万円とか6万円といった異常な割高な金額に設定し、それを24回に分けて返済する割賦払い契約をユーザーと結び、一方で、月2000円ほどの額を月々割り引くので結局機種代金は無料あるいは格安ですよ、とセールスする、といった、面倒くさい販売手法を取る。

これは、ユーザーを2年間解約させないで高額な月額料金に縛り付けておくための、3大キャリアの側の都合で考案された、ユーザーに不利益な、ある意味あこぎな販売手法である。

しかし、ユーザーは、そのために、割賦販売契約を結ばされることになる。この場合、ユーザーの割賦販売債務がクレジット情報として、延滞もしていないのに、信用情報機関(CICなど)に個人情報が登録されてしまうことになる。

ちなみに、機種代金を一括で支払えば、割賦販売契約ではないから、CICには登録されない。

でもそんなことを知っている人はほとんどいないだろうし、一括払い契約を選択する人はもっと少ないはずである。。

やっかいなのは、通話料金を3か月以上延滞してしまうと、割賦販売代金までもが道連れで61日以上の延滞となってしまい、CICでの信用情報も、いわゆる事故状態(ブラック状態)となってしまうということである。

クレジットカードの支払いを61日以上延滞すれば、言い訳もしようがないけれども、携帯電話料金について、まさか同じ扱いがされると思っていなかった、という人はそれなりに多い。

3大キャリアのスマホを漫然と買って、携帯電話料金だけが遅れたつもりだったのに、携帯電話端末の割賦販売代金が遅れたことにされてしまい、ほかのクレジットカードなどの利用までドミノ式に次々と制限されたり、解除されてしまうことが起きてしまうのである。

CICの事故情報は、契約中および契約終了から5年間、保有される。

http://www.cic.co.jp/confidence/posession.html#sst02
http://www.cic.co.jp/qa/registration.html

携帯電話料金を支払わなかった延滞期間が61日に達しただけで、最低5年もの間、信用棄損状態が回復しない(不払いの事実を消す手段もない)というのは、相当なダメージである。

ユーザーは、本来、携帯電話利用契約を結んでいるだけのつもりであって、クレジットカードまで影響するようなリスクを自分が冒している、とは全く想定してはいない。

こうやってみるドコモ・au・ソフトバンクでスマホを割賦販売契約で買うことは、実は想像する以上にリスキーなことである。

それが、携帯電話会社がほとんどユーザーを縛るという自分の都合で、ユーザーを誘導して高額のスマホ利用契約に伴って割賦販売契約をさせているわけであるから、なんとも罪深いことである。

格安SIM会社(MVNO)で携帯電話を買えば、端末料金は普通は一括払いであり、1万円から3万円までで十分な機種が買える。

MVNOでも、好き好んで端末料金を分割払いにするユーザーもいるであろうが、安い料金を分割にしてCIC登録されてしまい一歩間違えれば信用情報が事故扱いというリスクを考えれば、分割払いはとてもお勧めできるものではないだろう。

ドコモ・au・ソフトバンクの販売手法は、ユーザーを自社に縛り付けるのに懸命である。

そのためにユーザーに割賦販売契約を結ばせ、CICに登録させ、不払いによるドミノ式の信用リスクのことをよくわかっていないユーザーがリスクにさらされてしまっている。

消費者目線でいえば実にけしからんやり方だ、というべきだろう。

私は、多重債務者の経済的更生のために、スマホをドコモ・au・ソフトバンクからMVNOに乗り換えさせるという指導はよくおこなっている。

しかし、この2年縛りの端末代金5万円とか9万円といった違約金が、解約時に一気に発生してしまい、しかもそれが信用情報のブラック化という事態を招いてしまう、という仕組みは、ユーザーにとって重大な不利益であり、苦しい立場にある方の経済的更生にとってまことに不愉快な障害になってしまっているのである。

賢い消費者は、できるだけ3大キャリアのスマホ契約は避けて、格安SIM(MVNO)を選ぶべきだろう。

通話かけ放題を使わなければいけない人は、スマホとは別に、ガラケーの中古端末を、ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルに持ち込んで通話のみの端末として開通して、かけ放題契約をすればよい。

ワイモバイルのPHSなら月1500円、それ以外のガラケーは月2200円から持てる。

持ち込み新規契約であれば、かけ放題については2年縛りにはなっても、割賦販売契約を結ぶことがないので、CICに登録もされないのである。

なお、携帯電話会社に全く支払わないまま5年以上滞納した、催告書も最近は送られてきていない、裁判も支払督促もされていない、債務承認書も書いていない、電話でも払うと言っていない、という場合は、消滅時効を主張することができる場合がある。

滞納者が、消滅時効を主張して、携帯電話会社がそれを受け入れれば、通信料金も端末代金も時効消滅することになる。

TCAやCICの登録内容の変更も請求できるだろう。

なお、それでも、不払いにした通信会社の内部情報としては保有される可能性があるので、同じ電話会社で契約するのはそれ以降もNGというのは起こりうる。

但し、消滅時効の起算点には注意すべきである。

消滅時効の起算点は、端末割賦販売代金の場合は催告による割賦販売契約解除成立の日、通信料金の場合は最終月料金の支払予定日より遡ることは無く、その後の携帯電話会社による催告や、一部弁済や債務承認によっても、中断することがある。

つまり、不払いにしはじめてから5年ちょうどでは時効消滅するわけではない、ということに注意が必要である。

携帯電話のブラック情報(1)電話料金の不払

土曜日, 2月 25th, 2017

多重債務者が、自己破産手続きをとったときに、携帯電話料金の滞納があって、携帯電話利用契約を解除されてしまうことがある。

とはいえ、毎月発生する携帯電話料金については、破産裁判所は、大幅な滞納がなければ、固定電話料金と同じように、そのまま毎月支払い続けることについて、ある程度は黙認し、特に問題視することはないというのが一般的である。

しかし、ドコモ、au、ソフトバンクのスマホの月額料金は高額なので、滞納してしまっているとたちまち5万円以上になってしまうことがある。

こういう状態で自己破産を決断して、各債権者に受任通知を送れば、それ以降の支払いについては、偏波弁済だ、として、問題視されるという可能性は否定できないので、弁護士としては、破産法の建前からすると、非常に気持ちが悪く、依頼者に対して「大丈夫ですよ」といえなくなり、その結果、多重債務者も不安を感じる、という事態が起きてしまう。

多重債務の解決にあたっては、まずは生活の再建を優先し、例えばこれまでの滞納した携帯電話契約は解除されるにまかせて、破産手続、債務整理、小規模民事再生などの手続に進み、新しい電話番号にして、債権者からの連絡を避けることも兼ねて、携帯電話利用契約を新規で別の電話会社でやり直してもらうことがある。

気を付けないといけないのは、携帯電話料金の滞納が個人にあると、その滞納情報(不払い情報)は、ドコモ・au・ソフトバンクの3社と一部のMVNOでは、情報交換されて共有されていて、情報を交換している電話会社に新規契約を申し込むと断られてしまう、という事実である。

正確にいうと、電気通信事業者協会(TCA)に加盟していて、かつ、不払い情報の交換を実施していると発表している、下記(末尾に記載)の通信会社である。

http://www.tca.or.jp/mobile/nonpayment.html

但し、破産手続をとっても、免責決定がされていれば、不払い情報は抹消される。

免責と同時に通信会社側で自動的にすぐにTCAに抹消申請してくれるとは限らないため、不払いにした携帯電話会社に免責されたことを債務者から連絡して、抹消請求をすれば、TCAに連絡してもらえるので、不払い情報は抹消される。

債務整理などの場合は、滞納料金を完済すればTCAの不払い情報は抹消される。

民事再生手続については、電気通信事業者協会のサイトには書かれていないが、カットされた残債権を完済すれば、抹消は可能なはずである。

すなわち、小規模(給与)民事再生の計画案提出および認可の際、携帯電話料金について少額一括返済を選択しておけば、少額一括返済後の時点で抹消、または計画弁済の完済時点で、不払い情報の抹消を、携帯電話会社に請求すればよい。

とはいえ、破産の委任を弁護士にして、破産申し立てをして、破産開始決定、免責決定までたどり着くには、数か月かかる。

このタイムラグの間に携帯電話会社を乗り換えないといけないときには、通信料金不払いのブラック情報により、再契約ができなくなる、免責まで待たなければいけない、という事態が起きうることに注意が必要である。

なお、家族には影響はないので、家族契約で持つことは可能である。

救いもある。

MVNOには、意外とTCAで不払い情報を交換していないところが結構あるのである。

現時点で、OCNモバイルONEもそうである。

OCNモバイルONEは、クレジットカード決済でなくても、銀行引き落としでも契約ができる。
https://mypage.ocn.ne.jp/ksupport/bill/payment_demand/

一方、多くのMVNOは、クレジットカード必須である。

となると、自己破産をしたり債務整理によってクレジットカードを当面持てない人には、OCNモバイルONEは、いざというときの駆け込み寺になるだろう。

OCNモバイルONEは、初期料金は無料に近く、初月無料、月2000円以下で電話番号付きスマホが持てて、端末も1万円前後から買えるからである。

 

(不払い情報を交換している通信会社)

電気通信事業者協会
不払者情報の交換
http://www.tca.or.jp/mobile/nonpayment.html
2.対象となるお客様
平成11年4月1日以降に契約解除となり料金不払いのあるお客様※1を対象といたします(料金が完済された場合は対象外となります※2)。
また、お客様の氏名及び住所等の情報を、契約解除となり料金不払いがある場合に他の携帯電話等の移動系通信事業者に通知することについては、契約約款の規定に基づいてお客様にご同意いただきます(既にご契約済みのお客様についても同様といたします)。
※1 自己破産等により免責が決定している方、係争中(料金不払いのあった事業者と料金不払いに関して訴訟が行われており、判決が確定するまでの間を言います。)の方は含まれません。なお、いずれの場合も、料金不払いのあった事業者でその事実が確認できる必要があります。
※2 料金を完済された事実が、時間的な制約から、情報交換を行っている他の事業者に伝わっていない場合があります。疑義のある方は、お手数ですがお申し込みの事業者にご申告ください。ご申告に基づき、お申し込みの事業者より完済された事業者に確認させていただきます。
3.交換の期間
契約解除後5年以内といたします(期間経過後は自動的に抹消されます)。
7.情報交換をする事業者
NTTドコモ
KDDI、沖縄セルラー電話
ソフトバンク
ウォルト・ディズニー・ジャパン
UQコミュニケーションズ
ウィルコム沖縄
サジェスタム
ラネット
ヤマダ電機
ノジマ
日本通信
汐留モバイル
ケイ・オプティコム
東日本旅客鉄道
ニフティ
フリービット
トーンモバイル
プラスワン・マーケティング
UQモバイル沖縄
ビッグローブ
TOKAIコミュニケーションズ
アクセル
SORAシム
Link Life
ドリーム・トレイン・インターネット
MEモバイル
メディエイター
ジェイコム
ジュピターテレコム

OCNモバイルONEへ乗り換え

土曜日, 2月 18th, 2017

格安スマホとしてこれまで約2年半、BIGLOBE SIM(イオンのスマホ)を使ってきた。

BIGLOBE SIMは、1か月1400円+消費税で、1GBの高速通信ができた。

低速(0.2MBPS=200Kbps)になった場合でも、それ以上の超低速制限はかからない良質なSIMである。

私の持っていた旧型の遅いスマホでも、1分で1MB程度のダウンロード速度が確保できていた。

IIJ系のSIMは、低速になってから3日で366MB使うと超低速になり、使い物にならなくなる。

それにくらべればBIGLOBE SIMは、良質で良心的である。

ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルは、7Gといった容量を超過するとなんと格安スマホ以下の128Kbpsに低下し、ソフトバンクなどは目も当てられない遅さになる。

それにくらべれば低速時の使い勝手の良いBIGLOBE SIMには、まずまず満足していたのだが、この度、OCNモバイルONEに乗り換えることにした。

OCNモバイルONEは、月3Gで1800円である。単純に400円上がる。

それでも乗り換えた理由はいくつかある。

まず、低速時のバースト転送の秀逸さである。

BIGLOBE SIMには、バースト転送が備わっていない。

BIGLOBE SIMを実際に使っていると、バースト転送らしき動きは垣間見える。

Webページを開いた時のデータ転送の初速が多少早く感じるのである。

とはいえ、公開されている仕様上ではBIGLOBE SIMにバースト転送機能は掲載されていないので、公式には無い(裏で動作はしていても動作保証はない)、ということである。

IIJ系のSIMには、バースト転送があるSIMが多い。

しかし、IIJ系のSIMのバースト転送のサイズは75Kbyteである。

一方、OCNモバイルONEのバースト転送サイズは、150Kbyteである。

150Kbyte=1200Kbitであるから、200Kbpsの低速モードでいえば、約6秒分を一瞬にしてダウンロードしてくれることになる。

一方でIIJ系のバースト転送は3秒分である。

ニュースサイトのページを、低速時にクリックして、開くのに、3秒はかかっても、6秒かからないことが多い。

このサイトをめくるたび3秒の違いは非常に大きい。

実際にニュースサイトをOCNモバイルONEで低速モード(ターボOFFモード)開けば、ほぼ一瞬で文字をダウンロードしてしまうことがわかる。

画像はあとから多少遅れて開くサイトも多いが、なにぶんニュースサイトはページを細かくめくることが多いので、体感速度はずいぶん変わる。

YouTubeでも、画面解像度を低画質モードにしてあれば、OCNモバイルONEの低速モード 200kbpsでも、ほぼ音楽が切れることなく視聴できる。

これも、youtubeの視聴し始めた際のバースト転送による貯金がゆとりとなって、音途切れを防いでいるようである。

OCNモバイルONEに乗り換えて、ターボOFFモードで1週間ほど使ってみたが、BIGLOBE SIMの低速モードよりはるかに体感速度が速く、乗り換えた値打ちがあった。

LINEなどのSNSであれば、そもそもBIGLOBE SIMの低速モードでも使用に支障はないが、OCNモバイルONEでは速度は明らかに向上する。

もうひとつ、BIGLOBE SIMは低速・高速の切り替えができない。

だから、月の初めから強制的に高速容量を使っていく。

OCNモバイルONEは、低速・高速の切り替えが、アプリを立ち上げて、ワンタッチでできる。

例えば、スマホにPCをテザリングでつないで、PC上でメールをダウンロードするときや動画を見る時など、通信を高速にしたいときだけ、高速に切り替える。

普段は、ターボOFFにしておいて低速でも、SNSやWebサイト閲覧はたいてい事足りる。

LINEやgmailで少々大容量のファイルが送られてきたところで、高速容量を食わない。気づきもしない間にゆっくりダウンロードしておいてくれている。

OCNモバイルONEは、Wifiのアクセスポイントも、非常に多い。

SECURED Wi-Fi エリアと、DoSPOTエリアでWifiが可能で、約9万か所、これが使えて、月1800円の中に含まれている。

BIGLOBE SIMのWifiスポット数はOCNモバイルONEに劣らず秀逸であるが、Wifiは月250円のオプションである。

1400円+250円=1650円となると、OCNモバイルONEの3ギガ契約とは150円差。もはや、使い勝手では、この時点でコストパフォーマンスは逆転している。

OCNでんわは、通常の携帯電話音質で、半額の30秒10円で掛けられる。

OCNでんわは、10分かけ放題で月850円のプランを提供していて、他社の5分かけ放題プランが同金額帯であることをみると、あきらかに優位に立っている。

OCNモバイルONEにはもうひとつ、IP電話(050Plus)1回線が標準で付属する。

050Plusは、月額300円+消費税の基本料金がかかる。それが1800円に含まれる。

IP電話で、月額基本料金が無料のものはいくつもあるが、実は固定電話にかけても携帯電話に掛けるのと同じに30秒8円かかったりする。

しかし、050Plusは、なんと、固定電話への料金が3分8円である。

これは、海外旅行に行った時に、ありがたみがわかってくる。

SIMフリーのスマホを持っていれば、海外に行った時は、SIMを差し替えて、外国の現地のSIMを挿し替えて使うことができる。

デュアルSIM対応のスマホの中でも、gooのg07などは、現地SIMと日本のSIMを両方挿して両方着信待ちが可能である。

日本からかかってきた電話はローミングで着信まではできるが、出ないようにして、折り返しは、現地SIMの電波を使って(またはWifi環境下で)、050Plusでかければ、日本向けの通話が3分8円、日本の携帯電話にかけなおしても1分16円である。

IP電話はどうしても多少の遅延はあるのだが、高速な電波やWifiのもとでだと結構話せる。

もっとも、LINEの無料通話やコールクレジットのほうが、050PlusといったIP電話よりも、はるかに遅延がすくなく、快適に話せるので、実はLINEのコールクレジットをよほどお勧めする。(LINEのコールクレジットだと相手がドコモの携帯電話だと非通知着信になってしまうが)。

LINEの無料電話は音が痩せていて、圧縮率が高いと思われるが、その分、遅延が少なく海外では実に快適なのである。

さらに奥の手を使えば、海外旅行中は、日本から出発する直前に携帯電話の転送先を050Plusの番号に転送設定することがおすすめである。そうすれば、携帯電話のバカ高い海外ローミング転送料金はかからず、国内転送料金だけがかかることになる。

着信に出て、おり返せばよい。これで海外ローミングの日額何千円の基本料金も海外転送料金も全くかからない。

折り返しはLINEのコールクレジットで掛ける。

相手によっては、こちらが非通知だと電話に出てくれない場合がある。

そのときは、現地SIMから、gmailやSMSで相手の携帯電話に、「海外だから非通知で掛ける」とか、「IP電話から掛ける」、とメールで送っておき、それから電話を掛けたら出てくれるであろう。

ちなみに、国内にいるときでも、050Plusの番号同士の通話は無料で、OCNモバイルONEのシェアは大きい上に、家族で050Plus回線をそれぞれ持てば、家族間通話がそれでかけ放題となる。

OCNモバイルONEでは、高速通信時でも050Plusはカウントフリーで、いくら通話しても高速容量を食わない。

シェアSIMも強力である。1枚月400円で最大4枚まで追加できる。通話付きのシェアSIMでも1枚月額1100円である。

OCNモバイルONEは低速でもバースト転送容量が大きくて快適なので、3ギガの高速容量でも、低速にしている家族はその間まったく高速容量を食わないので、IIJ系のSIMやBIGLOBE SIMのように強制的に月の初めから高速容量から食い始めるSIMのシェアSIMと比べると、OCNで使える毎月の高速容量の実サイズははるかに大きいことになる。

とはいえBIGLOBE SIMのシェアSIMは1枚月200円で持つことができる。

これはOCNモバイルONEより明らかに安い。

しかし、シェアSIMも親SIMも、月の初めから高速容量から食っていくので、たちまち高速容量を消費してしまうのがデメリットとなる。

このように、丁寧に使い勝手を考えていくと、OCNモバイルONEは、実に良心的で良質であることがわかる。

なお、格安SIMの初期契約手数料は3000円くらいがほとんどであるが、OCNモバイルONEの通話SIMは、初期契約料金無料のパッケージがアマゾンなどで200円くらいで売られている。

MNPによる乗り換えもそれでできるので、それを買えばいいのである。

また、Goo simsellerという、NTTレゾナントが運営するスマートフォンの販売サイトがある。

しょっちゅうバーゲンセールやキャンペーンをやっていて、初級機から高級機まで、かなり安い価格帯で売られている。

キャンペーン時ともなると、端末で利益が出ているのかと思うくらい、端末料金が割安である。

Goo simsellerでスマホを買えば、OCNモバイルONEの通話SIMの初期契約料金無料のパッケージが無料で一緒に送られてくる。

別にOCNモバイルONEと契約してもしなくても、スマホ販売料金は変わらないが、これで通話SIMを契約すれば、初期契約料金3000円が0円となる。

ちなみに、今は、3ギガ→4ギガ、基本料金2か月間700円引きというキャンペーンをやっている。

こういった具合である。OCNモバイルONEの強力さが、多少なりとおわかりいただけただろうか。

MVNOの回線速度比較などでは、OCNモバイルONEはいつも遅い方から数えて何番目かである。

ということは、ひたすら早く動画を見たい、一瞬でサイトが開かないといらだつ、という人には、OCNモバイルONEは向かないSIMなのだろうと思う。

にもかかわらず、OCNモバイルONEは、MVNOのシェアはだいたいがトップか、最近こそ楽天モバイルに抜かれつつ、2位の位置にある。

これは、NTT系という安心感が理由としては大きいと思われるが、それを裏付ける、良心的な高品質SIMだから、店としても勧めやすくて、不満も出にくいことが理由なのだと思う。

OCNモバイルONEは、1日110MBプランが1600円で、3ギガプランより200円安い。これも秀逸である。シェアSIMにも対応している。

低速に切り替わっても快適に使用できるOCNモバイルONEだからこそできるプランで、格安SIMの他社が、長年にわたり全く追随できていない、良心的なプランである。

移行してみて、それをしみじみ感じた次第である。

低速でも快適に使えるSIM

水曜日, 12月 28th, 2016

私が今使っているSIMは、BIGLOBE SIM で、通話機能付きSIM、高速通信容量は1Gバイトである。

音声通話スタートプランといい、月1400円である。

1Gバイトという容量は、ニュースサイトを通勤中にスマホで見ていると、一ヶ月以内でほぼ無くなる容量である。

今月は、東京出張や遠方出張が多く、つい使いすぎてしまったのか、18日ころまでには高速通信ができなくなり、200kbpsの低速状態になってしまっていた。

どうやら、モバイルノートを新幹線の中でテザリングでスマホに繋いでいた間に、Windowsupdateでもかかっていたのか、大量に高速通信容量を食ってしまったらしい。

しかし、低速状態になっていることにしばらく気付かなかった。

ニュースサイトを見るだけなら、文字表示だけでいえば、低速通信時でも、それほどレスポンスが変わらないのである。

低速通信時に、Google Chromeでブラウジングすると、まず文字がパッと表示されて、しばらく画像や広告表示に時間がかかる。しかし、ニュースだから、基本、文字しか読まないので、あまり不自由がないことになる。

画像表示が遅いな、ということではじめて気付いたくらいである。

そのときは、あと2週間、どうしようかなあ、追加容量を購入することになるかな、とも思った。

しかし、それから低速状態のまま1週間経って、なにもストレスがないのである。

動画はそもそもスマホで外で見ることがない。

動画は、自宅で、タブレットや、PCや、大画面テレビ+Chromecast でみるものだと決めている。

さらに、自宅では常時接続回線+wifiルータ環境があり、スマホのアプリのインストールや更新はwifi環境下でしか動作しないように設定してあるので、いよいよ何も困らない。

ということで、この1週間、快適に200kbps環境で過ごしている。

ところで、私は出張時にはノートパソコンを持ち歩くので、スマホからのテザリングで、PCメールの受送信をすることになる。

200kbps環境で、新幹線や電車の中や空き時間でメールを受送信する必要があるのである。

では、200kbps環境で、PCメールの受送信に、一体どれくらいの時間がかかるのだろうか。

試しにさきほど、50通で計1.8メガバイトのサイズのメールデータを受信してみた。すると、約2分かかった。

私のスマホとモバイルノートは、どちらも動作は速くない。

それでもまあ、1分で0.9メガバイトの回線速度が出ているものと思われる。

200kbpsは0.2Mbpsだから、1分に直すと12Mビットであり、これをメガバイトに直すと、分速1.5メガバイトが理論上の最大値、ということになる。

200kbpsの限界値に対して、遅いスマホとPCでもそれなりに速度は出ていることになる。

10メガバイトのメールでも10分少々である。

うん、これなら、PCメールの受送信だけであれば、まあ使えるな、という結論となった。

メールの受送信の間、エディタでも開いて、別の作業をしていればよいだけだからである。

ただし、注意しないといけないのは、何日分も大量に未受信メールをためると、どうにもならなくなる、ということである。

あとは、運悪くWindowsupdateの日にでもかち合ってしまうと、自動更新を止めない限り、ほぼメールの受送信は止まってしまう。

実は上記の計測をしたとき、最初の計測時にちょうどWindowsupdateが動いていた。

見事に、メールの受送信は停止して、メーラーが考え込んでダウンロードが凍り付いてしまっていた。

つまり、出張前には、モバイルPCのメールの受送信を済ませ、Windowsupdateを済ませておかないと、痛い目を見ることになるということである。

そういった注意点はあるものの、200kbpsという低速通信でこの程度モバイルルーターとして使えるのであれば、PCをテザリングで延々と繋ぎっぱなしでよいように思われる。

ただし、低速通信の使いすぎにも注意が必要である。

SIMによって、低速通信を使いすぎると、さらなる「(超)低速制限」がかかってしまい、「超低速制限状態」に陥ってしまうSIMがある。

BIGLOBE SIMは低速通信は無制限であり、超低速制限がかからないので、私はそんな経験はないが、超低速制限状態になると、10~20Kbpsにまで陥ってしまうらしい。

この速度だとほぼWebのブラウジングも無理である。

3大キャリアでも、ソフトバンクが容量(高速通信容量)超過したときの制限の厳しさは有名で、なんとそれくらいの超低速状態まで速度が落ちてしまって、追加容量を購入しかなくなる、という話を聞いたことがある。

こうなると、200kbpsの格安SIMの方がよほど快適、というのであれば、笑ってしまう話である。

格安SIMで超低速制限状態に陥るSIMは、だいたい、3日間で低速通信を366MB使うと(超)低速制限がかかるというのが相場である。

こうったSIMの代表例が、IIJ系のSIMである。

一方で、低速制限がかからない(超低速制限に陥らない)SIMというのもある。

代表的なものが、

OCNモバイルONE
BIGLOBE SIM
LINE モバイル
mineo

である。

この中で優れているのは、OCNモバイルONEとmineoで、専用アプリをインストールすればワンタッチで高速通信をオフにすることができて(つまりターボをオフにする)、つまり低速通信モードに切り替えることができて、そうすると高速通信容量が減らない。

つまり、1Gバイトといったわずかな容量でも、普段は低速通信で過ごすことで、いざ速さを求めるときだけ高速通信を使えばよいことになる。

BIGLOBEはここが中途半端で、高速通信・低速通信を切り替えることができない。

つまり、月の初めから高速通信容量から使わざるを得ない。

否応なく高速通信容量から使い果たした月の最後の方で、低速通信で過ごすしか無くなることになる。

但しそこからは低速通信が無制限で、超低速制限状態には陥らない。

OCNモバイルONEとmineoであれば、月の最後の方まで、高速通信容量を節約することでいざというときのダウンロードのために十分高速通信容量を残しておくことができる。

とはいえ、BIGLOBE SIMで、低速制限状態で10日間を余裕で過ごせたことを考えると、そこまでの差は無いようにも思ってしまった。

IIJ系でも、hi-hoのSIMは、Webにログインすれば、SIMのターボをオンオフできてしまう。これは優れものであるが、高速通信容量と低速通信容量をどちらも使い切れば同様の超低速制限という問題は起きてしまう。

ちなみに、イオンモバイルは、IIJ系である。

と思っていたら、ごく最近、12月になって、データSIMのみで、タイプ2という低速通信無制限のSIMを販売するようになっていた。

http://aeonmobile.jp/simtype/

なんと、このタイプ2というのは、高速通信容量1G、低速通信であれば無制限に使えて、超低速制限はかからないで、月480円である。

似たような仕様のLINEモバイルが月500円だから、それを意識して発売したものと思われる。

そして、このイオンモバイルタイプ2というSIMは、OCNモバイルONEからのリセールのSIMのようである。

イオンモバイルのデータSIMは、以前から1Gタイプ480円で、IIJ系であったが、それがタイプ1と言われるようになった。

これからは、データSIMに限って言えば、どう見たって、タイプ1のSIMを買う合理的理由は無い。

なんでタイプ1をいまだに売り続けていているのかが不思議なくらいである。

在庫処分だとすると買ってしまう人はかわいそうである。

ちなみに、イオンモバイルのタイプ2のSIMは、通話可能なSIMの発売予定はないようである。

もし、イオンモバイルが、そんな通話SIMを月480円+700円で発売してしまえば、OCNモバイルONEが発売している月1600円か1800円の通話SIMは競争力を失ってしまうだろう。

だから、OCNモバイルONEが再販を認めないのだろうと思われる。

一番月額料金が安い格安SIM(MVNO)会社はどこ

日曜日, 11月 23rd, 2014

MVNO(格安SIMのプロバイダ)月額運用が一番安い会社はどこだろうか?

比較サイトとしては、

格安SIMカード比較(ドコモMVNO/LTE)

が以前から多くのMVNOの情報を網羅的に収録していて一覧性が高いのでお勧めである。

1. SIM3枚の場合
1人でスマホとタブレットなどを使う場合、家族で3台格安スマホを持つという場合は、
SIM3枚契約が圧倒的に安くなる。

SIM3枚契約のお勧めは、
IIJ (IIJ mio)

hi-ho (LTE type D) (IIJ子会社)

BB.excite (伊藤忠子会社)
の3社のLTEでのSIM3枚プランである。

hi-hoは、IIJの100パーセント子会社であるから、IIJ系が安いということになる。
IIJの通信品質はADSL時代から定評があるので、リーズナブルさが際立っている。

2014年11月時点で、価格的に一番練れているのは、

3枚で2Gのプランだと、
hi-ho LTE typeD アソート 月額1,522円(税込。2GB/1月)(1年縛り、違約金は毎月減少。1年以降違約金なし。初月無料)

3枚で4Gのプランだと
BB.excite モバイルLTE 4GB(SIM3枚) 月額2,138円(4GB/1月)

3枚で7Gのプランだと
IIJmio ファミリーシェアプラン 月額2,764円(7GB/1月)

であろう。

hi-hoのほうがIIJよりわずかに安いが1年縛りがあるというのが違いである。

080/090/070でSMSだけできる(line認証などの場面で必要)オプション料金は3社ともSIM1枚あたり151円/月で同じである。line電話はこれで無料でできてしまう。

080/090/070で通話もできるSIMのオプション料金はIIJ、hi-hoともSIM1枚あたり756円/月で同じである。BB.excite には通話SIMのオプションはない。

SIM3枚プランについては、この3社の優位性はこの1~2年動いていない。

2.SIM1枚の場合

SIM1枚の場合、じつのところ各社とも大きな差はない。

低速のみ(150~200kbps)のプランなら月額300円台~400円台
LTE枠が上限1Gのプランなら800円台
LTE枠が上限2Gのプランなら900円台
が最安値である。

あえていえばお勧めは、税抜900円で2Gの2社、
BIC SIM

BIGLOBE LTE・3G データSIM エントリープラン

である。

BIC SIM とBIGLOBEには、W2 300 公衆無線LANの無料利用権がついているからである。
BIGLOBE は同社製アプリ「オートコネクト」をインストールしておけば接続は自動である。
ただしこのW2 300、東京以外ではアクセスポイントが少なく、率直に言ってあまり使い物にならない。またセキュリティの問題もあるので、仕事に使うのに公衆無線LANを頼るのはあまりお勧めできることではない。

大差はないという意味では、このBIC SIM とBIGLOBE 以外を選ぶ理由はあまりないと思われる。

3.MVNOの通信速度について

MVNOの通信速度に大きな期待はしない方がいい。ドコモ、au、ソフトバンクのLTEの実効速度は10~30Mbpsだが、MVNOのLTE契約での実効速度は一桁Mbps、または1Mbps以下である。おそらく混雑時は相当遅くなる。

ブラウザにOpera Miniを使う方がよほど体感速度は速くなると思った方がよい

LTEスマホでなくても十分使える~3Gスマホの勧め

どのMVNOの実効速度が速いのかは、比較調査サイトがまだまだ乏しくてなんともいえない。

しかし、MVNOの中でも割安なプロバイダは比較的多くのユーザーを限られた電波帯域に詰め込んでいる可能性が高く、混雑していて遅いであろうことは想像はつく。といっても割高なプロバイダが速いかというとそうでもないだろうということも、ADSLや光ファイバーのプロバイダ速度比較での経験から想像が付く。
おそらく確実なのは、「LTE使い放題」などという上限のない契約がラインアップされているようなプロバイダはやめた方がよいということである。3大キャリアすら月7Gを上限としているのに、このようなLTE枠上限のない契約を抱える格安MVNOプロバイダには、桁違いの数十GB超の容量を使おうと常時大量の動画接続やメール送信などをおこなう極端なヘビーユーザーが群がりがちなので、混雑による速度低下が甚だしいと言うことが容易に想像できる。

動画でも1Mbpsが確保されていればそう不自由はないと言われるので多くのMVNOでは混雑時以外にはほぼ普通に見られると思われるが、MVNOの容量制限からすれば動画を見るのはWi-fi接続時に限っておくのが賢明だろう。

LTEスマホでなくても十分使える~3Gスマホの勧め

日曜日, 11月 23rd, 2014

イオンのスマホ第2弾
スマホ機種でいうとgeanee FXC-5Aと、Biglobeの格安SIM(月1GBプラン)を、使い始めて3ヶ月になる。
スマホ本体価格は約16000円。
ちなみに、BiglobeのSIMを契約しなくてもgeanee FXC-5Aはイオンで単体で購入できる。
さらにスマホ本体に3年保証をつけられる。月250円を34ヶ月支払う。約9000円。
計25000円というところである。
ドコモ、au、ソフトバンクでは月額の通信料金が最低7000円はかかるところ、格安スマホSIMの月額の通信料金は500円から1000円以下なので、わずか3,4ヶ月で回収できる額である。

そして3ヶ月使ってみて、実に快適であるというのが感想である。

イオンのスマホ第2弾GeaneeはLTE対応ではない。3G回線対応である。
だからBiglobeのSIMのタイプはLTE対応(最大150Mbps)であっても、最大速度は14.4Mbpsということになっている。

さて、注意すべきは、LTE対応スマホであっても、決して150Mbpsなどといった速度が実効速度レベルで出ることはないということである。

LTEスマホの実効速度も、もちろん3Gスマホの実効速度も、意外に遅いことは賢い消費者としては知っておくべきである。

3G/4G LTEの実効速度は?(スマホの月額料金を抑えたい)

によると、ドコモで、3Gが1.97Mbps、LTEで11.51Mbps、auで3Gが2.26Mbps、LTEで10.37Mbps、ソフトバンクで3Gで1.6Mbps、LTEで12.71Mbpsである。

MVNO主要6社の平日昼休み帯のスピードテスト結果 2014/6/26

によると、昼休みという非常に混み合って遅くなる時間帯でのシビアな条件下では、なんとMVNO主要6社(OCN、BIC、Biglobe、日本通信、楽天、DTI)では、LTEの速度(下り)が軒並み3Gを下回っている。3Gでもせいぜい1Mbpsだが、LTEはそれ以下である。
驚くべきは、LTEの速度が3Gを「上回っている」のでなく「下回っている」のである。一方、ドコモは18.80Mbpsとダントツである。、

このスピードテストの結果は、ある意味衝撃的であるが、なるほどと頷ける内容である。
3Gが一般道路、LTEが高速道路のはずが、高速道路の方が10倍速いはずがかえって遅くなる。簡単な話で、LTEの電波帯域が渋滞しているということである。
おそらく夜9時以降や週末なども混雑しているからこれと似たり寄ったりの状態なのであろう。

さらに、LTEスマホの電池は非常に持ちが悪い。

3Gスマホなら3~5日くらい充電しなくても大丈夫なことがあるが、LTEスマホはほぼ毎日充電しないといけないし、1日持たずに電池が切れることが結構ある。これは、LTE電波の待機にかなりの電力を食うこと、3G電波もあわせて待ち受けるために、電池の消耗が倍以上激しいからである。

燃費が悪いし、なにより充電が面倒なことこの上ない。

このような状況では、MVNOでわざわざ高価なLTEスマホを使う必要はないことがわかる。

LTE用(3G電波も拾えるもの)のSIMを、3Gスマホに挿して使うのが一番バランスがよい。

つまり、イオンのスマホ第2弾の3Gスマホgeaneeのバランスのよさは、なかなか魅力的である。

まあ、メモリの容量が少ないので、大量のアプリ(ゲームなど)をインストールする人には使い物にならない代物ということはなるのだが。

実はLTEスマホであっても、Androidの設定でLTE受信をオフにしてしまうことができる機種がある。

LTE Settingなどのアプリを使ってもできることがある。

そうなると電池の持ちがたちまち何倍にも長くなる。
これは隠れたテクニックである。

ちなみに節電を歌っているアプリが実は悪さをするマルウェアだということは非常に多いのでよく注意して自己責任でやってほしい。
が、3Gの速度でも十分実用に耐えるならば電池持ちを考えていつもLTEは切っておきたいという人は意外と多いはずである。

そして、3GのMVNOのスマホが1Mbpsくらいの実効速度しか出ないとしても、動画などをみない限り実はそれほど困るわけではない。

ところで、ブラウザによるデータ圧縮を利用して回線速度を何倍にも高めることができることはご存じだろうか。

私はブラウザはOpera Miniを使用している。Opera Miniにはデータ圧縮機能がついており、理論的には、最大90パーセント、つまり10分の1にデータ圧縮をしてくれる。私が3ヶ月使ってみたところ、実績で78パーセント、ざっと5分の1に圧縮してくれている。

仮にMVNOで混んでいる時間帯で1Mbpsしか出ていないとしても、5分の1に圧縮してくれていれば、体感速度は5Mbpsである。仮に混雑しない時間帯で4Mbps出ていれば体感速度は20Mbpsまで高まる。

実際にソフトバンクのiPhone5(もちろんLTE)の標準ブラウザを使っている人に試してもらったところ、「イオンスマホはiPhoneよりちょっと遅い程度」で同じサイトを表示してくれるという。
渋滞している道路を走るなら、細身のバイクですり抜けるのがよほど早い、ということになるのである。

こんな使い方をしていると、月1Gなどという容量制限を使い尽くすことはまず無い。

さらに、たとえ月の容量制限を超えたとしてもそれほど恐れることがなくなる。速度が200kbpsに制限されたとしても、Opera Miniでブラウザのデータが5倍に圧縮されていれば1Mbpsの体感速度が確保されるからである。

こういった工夫をすれば、3Gスマホを使っていて全然不便を感じないということがわかるだろう。

PHSとスマホのBluetooth接続

木曜日, 7月 17th, 2014

「スマホは電話するものではない」というと言い過ぎであろうが、PHSと携帯を2台持ちしてきた私にとっては、PHSが電話機であり、スマホはなんというか、ほとんど電話機とは思っていない。

私が、ガラケーからMNPして、SIMフリー電話機であるイオンのスマホを買った理由として、スマホに求めた第1の機能は、テザリングできるWifiルータ、としての機能である。

あるいは外でちょっとWebでニュースを見られる、乗換案内が見られる、写真も撮れる、いろいろなアプリで店の割引なども効く。そういう機能を提供してくれる存在である。

これらWeb環境は、1500円で話し放題かつWebし放題のPHSでもできてしまうのだが、スマホのほうがやはり便利ではある。

格安SIMに移行する際に、090番号を解約せず、MNPでガラケーの090番号をスマホSIMに移した理由は、長年使っている090番号を知っている仕事先や知人友人たちがとっさの連絡に困らないために、090番号を維持する必要があったからである。

というより、下手に090番号を解約して、他人がその番号を取得してLINEなどに登録したら、知人友人が混乱する恐れがあるから、うかつに解約できないということが理由にある。

また、PHSは山中で電波が届かないことがある。最近は田舎でも平地の開けたところではPHSが入ることが大半だが、スキー場や山中など僻地ではPHSでは連絡が付かないことがある。いざというときのために、ドコモエリアMVNOで繋がる090番号は残しておきたかった。

なお、090番号を解約して、データ専用SIMに050のIP電話番号にするということもできる。しかしその場合も月数百円のオプションはかかるので、090番号を維持することに比べてそれほど得かは怪しい。

こう考えると、090番号が使えるSIMがそれだけで+1000円するはずの競争環境で、このたび、2年間月1350円、あとは月1600円というリーズナブルな価格で発売した、イオンとBiglobeのSIMのコストパフォーマンスは、優れものというところだろう。

格安SIMの電波は、大抵がドコモのMVNOだから、全国津々浦々まで通じる。

いただけないのは、1Gの速度制限後の速度が128kbpsだということである。これはさすがに実用性を欠いている。テザリングでPCのメールをダウンロードするのも厳しい。といっても、LINEは十分にできてしまうから、人によってはそれで十分だとも言えるのだが。

速度制限がかかってしまえば、外でなら、マクドナルド、スタバ、コンビニなどのwifiスポットでつなぐことになるであろう。

本題に入る。

私は、PHS(1500円話し放題Webし放題)をすぐ出せるポケットに入れて、通話とメールに使い、イオンのスマホ(090番号付き)はカバーに入れてカバンに入れてある。スマホは日中仕事の忙しいときにはめったに見ることがないからである。

最近は友人知人仕事先もこちらから070で掛けるので、070の番号に掛けてくれることが増えた。しかし、090にかけてくる友人知人仕事先も依然として多い。090にかかってくれば、当然カバンの中のスマホに着信する。

2台目をカバンから出して出るのが面倒、これが2台持ちのデメリット・・・のはずである。

しかし、PHSの一部の機種は、スマホの090番号にかかってきた着信を、PHSをレシーバーのようにしてPHSで応答して話すことができる。

Bluetooth接続を使うのである。

シャープ製の「PANTONE」(WX03SH)や、京セラ製のWX12K、「HONEY BEE 5」(WX07K)は、スマホとBluetooth接続する機能を内蔵している。

これらのPHSは、スマホを親機として、その子機(レシーバー)とすることができる。
たとえば、Bluetooth接続をして、PHSを子機とするモードで接続する。

スマホの090番号に着信があれば、PHSが鳴動する。PHSで普通に電話に出るように応答すれば、スマホの090番号にかかってきた電話に出ることができる。音質もクリアである。

ちなみにPHSからスマホの090番号で発信することもできる(料金がかさむだけなので普通やらないが)。

このようにすれば、スマホで電話に出るということはまずなくなる。スマホをカバンから出す必要はない。

ちなみにLINEで電話がかかってきた場合には、スマホの応答ボタンを押して、PHSで話すことになる。これは面倒と言えるが、LINEだから本来スマホを取り出してやるものであり、そんなものである。慣れの問題のレベルであろう。

テザリングにしても、スマホをカバンから出す必要はない。

つまり2台持ちといっても、スマホをカバンから出すことは滅多にないのである。

仕事をするなら、スマホではしない。基本、ノートPC&テザリングで仕事は処理する。ノートPCは画面が大きくキーボードがついている。スマホはノートPCに比べると入力速度も処理速度も格段に遅い。作業の生産性がまるで劣るのである。

では、どんなときにスマホをカバンから出すのだろう。それは、スマホを見るときである。それというのは、実は、ヒマなときである。

私の場合、外出中、ネットのニュースを見たいときである。あるいは店の会員証やお得なクーポンを見せるときだろうか。

一般の人はどうであろうか。やっぱり、ヒマだからスマホを眺めるのである。ゲームだったりLINEだったり。

仕事で忙しいときに、スマホは見ない。見られない。少なくとも私はそうである。だから殆ど日中はスマホなど見ない。歩きながらPHSでは話すが、スマホは見ることはあり得ない。危ないし、字が小さくて目に悪い。

歩きながらゲームやLINEをするのは危険極まり無い。女性が公衆の面前でスマホゲームに浸っている有様は格好よくない。

スマホとの距離感を適度に取るのが、賢明な社会人として美しい。

スマホはカバンにしまって、PHSでBluetooth接続しておくのが、私の美意識には叶っている。

イオンのスマホ 月1350円

木曜日, 7月 17th, 2014

イオンが、「イオンのスマホ第2弾」

http://join.Biglobe.ne.jp/aeon/data.html

として発売したスマホとSIMのセット。
現在のところ、他社のプランに比べてオトク度でずば抜けていて、実にコストパフォーマンスがよい。

SIMは、
Biglobe LTE・3G

http://join.Biglobe.ne.jp/mobile/lte/

というプランで、月1GBまではLTE速度で通信可で、1GBを超えると速度制限がかかり128kbpsに落ちる。

格安SIMによくあるスペックである。

速度制限になっても200kbpsくらいは出る格安SIMが多いことを考えると、速度制限後のスペックはやや落ちる、とも言える。

しかし、090,080という携帯電話の番号が持てて、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)でドコモ、au、ソフトバンクからも同じ番号で転入できて、月1350円(但し2年間。2年後からは月1600円)というのは、間違いなく、電話番号を持てるSIMとして最安値に躍り出たことになる。

スマートフォン本体の値段も15000円台と、これも競合他社のスマホに比べると破格に安い。
スペックであるが、実はLTE対応端末ではない。3G端末である。
だから安いのだ、とも言える。

しかし、1Gの容量制限がかかる前なら、14.4kbpsのスピードが出る。この14.4kbpsというのは、3G世代の携帯電話の回線速度で、要するに、i-modeなどガラケーでネットサーフィンをする速度だと思えばよい。

ここで評価が分かれることになる。

月7000円8000円も払うスマートフォンの回線速度に慣れた者には、ガラケーと同じでは、かなり遅く感じる。外で動画や画像をしょっちゅう見る人にも向かない。

いっぽうで、自宅や、WifiスポットのWi-Fiを積極的に使って、1Gの容量を節約するなら、1Gでほとんどの人の用途が足りてしまうだろう。

自宅に常時接続回線(光、ADSL)がある人は、wi-fiルータを一台買って(1台5000円も出せば買える)モデムルータに接続すればいい。

重いファイルは自宅などWifiのある環境でダウンロードすればよいので、外で少々ネットサーフィンする程度なら(但し外で動画を見るのは無謀である)、月1Gで十分である。

なお、イオンスマホ第2弾のGeaneeは、スペック的には2年ほど前のスマホのレベルだと思う。しかし、実際使ってみると、あまり使わない私の場合、電池も2~3日くらい余裕で持つ。アプリの動作速度も十分許容範囲であり、むしろ想像していたよりずっと動作が速い。スマホはいま発展途上であり価格は急速に下落しているので、1,2年ごとに買い換えるつもりであれば必要十分なスペックである。

ちなみに、NTTコミュニケーションズの調査によると、日本人のスマホユーザーの7割は月1Gまでの通信料で収まるのだそうである。

http://research.nttcoms.com/database/data/001865/

普通に使っている人でも、7割は、すぐに格安スマホに移っても大丈夫ということである。それをWifiで節約すれば、いよいよ余裕で使えるスペックということである。

なお、BiglobeのSIMには、Wi2 300という日本最大級の公衆無線LANのIDが1つ付いてくるので、それなりに外でもWifiは使える。

JRや私鉄の駅、スタバなどのカフェ、マクドナルドをはじめとする飲食店、コンビニ、気の利いた商店街などで設定なしにWifiにつながる。

セブン・イレブンのwifiのIDを持っておけば東京の営団地下鉄でも繋がる。ローソン、ファミリーマートのwifiまで設定しておけば、ほぼ万全である。

イオンのスマホ第2弾で、Biglobeが使う回線はドコモの回線のリセールであり(MVNO)、仮にセットのGeaneeでなくドコモ製のスマホにこのSIMを挿してもテザリングはできない(通話もデータ通信はもちろんできる)が、イオンのスマホ第2弾にセットでついているGeaneeはSIMフリーのスマホなので、追加料金なしにテザリング可能である。

つまりノートPCからもWifi接続できる。いわば、月1350円で1Gまで使えるWifiルータである。

090の電話番号が移行でき、スマホとして使え、月1GのWifiルータを兼ねると思えば、非常にオトクであることがわかると思う。

私なぞは出張にノートPCは欠かせないので、全国津々浦々、新幹線の中含め、ドコモの圏内ならテザリングできるというのは非常に便利である。

少し前まではそのためだけにWifiルータを月4000円近く出して持ち歩いていたのである。

14.4Mbpsというのは、メールなら1Mバイトの添付ファイルをダウンロードするのに1秒かかるということである。

この速度、PCのメールを読むにしても、別に遅いとは思わない。Wi-Fiスポットに行けば当然もっと速い。

実際には月1Gもメールのダウンロードに容量は食わないし、自宅のWifiやオフィスでメールの大半はダウンロードするので、テザリングとしては十二分の容量である。

そういうわけで、私も長年使っていたガラケーから、イオンのスマホに乗り替えることにした。

格安SIMで注意すべきは、090や080の携帯の番号をMNPで他社から移行する場合に、契約が切り替えられてからSIMが届くまでの数日間、電話ができなくなることである。

今、格安SIMで、即日MNPで番号が乗り替えられる店舗は、ビックカメラ有楽町店で作るBIC SIMだけだそうである。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140605_652003.html

私の場合、イオンの店頭に行って土曜日午後に申し込んだところ、契約が切り替わって既存契約の電話が不通になったのは月曜日の午後であった。Biglobeのサポートセンターによれば、営業日(平日ということである)しかSIM契約の切り替えをやらない、ということだったがそのとおりだった。

ただしその後のSIM送付は早く、なんと翌日火曜日の夕方にはSIMが自宅に届いていた。

Biglobeのサポートセンターでは「1週間から2週間かかることもあります」と案内されたが、拍子抜けするほど早く届いた。

SIMが届くまでの間、自宅のWifi環境でスマホの設定やアプリのダウンロードを済ませていたので、SIMが届いた瞬間、普通に電話として使えるようになっていた。

初期設定は、Wifi設定くらいは自分でできるという人なら、別段苦労はないと思う。マニュアルを読めばスムーズにできる。

ただ、PCも持っていない、設定したこともないようなお年寄りが自分でできるかと言われれば、疑問ではある。

しかし、それ以上に、この数日間の電話が使えなくなる時間が、耐えられないという人が多いようである。だから格安SIMには変えられないと言って、月7000円8000円を3大キャリアに払い続けるというのも不思議である。

金が有り余っている人が過剰なスペックのスマホに金を投じ続けることに別に文句はいわない。しかし、惰性でそうしている人がなんと多いことか。

1日もスマホを離すと禁断症状が出るスマホ中毒なのか、自分で考える頭を持っていないのだろうか、それともよほどのヘビーユーザーのか、あるいは単に面倒くさがりというところだろうか。

実は大半のスマホのユーザーというのは、ほとんど電話をしないのである。

じゃあ何に使っていで数日でも使えないと困るのだろうと、不思議になるのであるが、実は大抵はLINEかゲームをやっているのである。

日本人のスマホユーザーがスマホでは通話で話さなくなっていったのは、スマホの通話料が高いからである。女子供はほとんどLINEでしか話さない。

いやLINEでもチャットするばかりでほとんど話さない。

そんなものが数日使えないからといって何が困るのかが、わからなくて、困ってしまう。だいたいLINEチャットだけならSIM切換の間、別の端末からでもアクセスできるのである。

ちなみに、私は、PHSと携帯を2台持ちしており、PHSの契約を他社かけ放題月1500円にしてしまってあるから、今ではいよいよ携帯電話の090番号は着信専用になりつつある。

090に掛かってきた人には掛け放題の070で折り返しかけますといって掛け直して、PHSの番号も登録してもらうのである。

ちなみに、2台持ちしていれば、PHSに徐々に移行していくのは簡単である。こういう記事もある。

http://k-tai.impress.co.jp/docs/special_year/best/20131227_629363.html

PHSは、携帯より、電磁波も少なく、音声もクリアで、快適である。
090番号を格安SIMに移行してしまい、通話の発信はほぼしなくなった。
通話はPHSにシフトしてしまうことにした。

スマホの電話料金はあまりに高い。格安SIMの通話料金は、実は3大キャリアと同じ料金で、しかも掛け放題プランがない。

一方、3大キャリアは掛け放題になって2700円が通話の上限になって、少しはマシになったようでもある。

しかし、そもそも3大キャリアのスマホはデータ通信が必須で4000円くらい別にかかるので、トータルの通信費は7000円8000円から、結局は下げ止まらないのである。

あげくに、ソフトバンクに至っては、月980円のホワイトプランの新規受付を中止し、2700円の掛け放題を新規顧客に強制するようになり、女子供に対してさらなる高料金を課すという営業手法に乗り出している。

私の場合は、他社掛け放題のウイルコムPHS月1500円と、090番号・テザリング機能付きのイオンスマホ第2弾月1350円、合計2850円というのが、基本的な通信環境になってしまった。

これでとりたてて不自由はない状況である。

ワイモバイル(ウイルコム)の他社かけ放題1500円プラン

水曜日, 6月 4th, 2014

ここ何回か、携帯電話の他社かけ放題プランの紹介を続けている。

これにウイルコム(現ワイモバイル)も追随した。しかも破格である。

ウイルコムの場合は、他社かけ放題1500円プランというものである。

http://www.willcom-inc.com/ja/plan/option/super_all_call/index.html

ドコモより有利な点は、これで、電子メールもWeb接続(但しガラケーでの接続)も1500円に込みでつなぎ放題ということである。

ちなみに、ウイルコムは、基本料金が主回線(1台目)については1,381円かかってくる。しかし、ウイルコムは、条件を変えながらも、3年間基本料無料というキャンペーンを続けている。

しかし、ウイルコムは、主回線1本について、4本まで副回線を申し込むことができる。この副回線が4本まで、基本料がずっと無料というキャンペーンも続けている。

すなわち、ウイルコムに移行するなら、絶好の機会と言う事になる。ただし、10月1日になれば、携帯電話とPHSの間で、MNPによって番号そのままで移行ができるようになる。もし携帯電話の番号をそのまま移行したければ、10月1日を待つべきである。しかし、そのときに、どんなキャンペーンが実施されるかはわからない。

もちろん、1~3月は、どの携帯電話会社も加入強化のキャンペーンを実施するので、同様のキャンペーンがまた再開する可能性はある。

既に持っているドコモやソフトバンクのガラケーの契約も月2200円で残しつつメールとWebは解約して、ウィルコムのスーパー誰とでも定額の1500円でメールとWebは無制限にできるようにしておくということもできる。どちらの番号でも話し放題になる。

ウイルコムの端末でWX12Kという端末は、bluetooth接続することで、テザリングできてしまう。つまり、ノートPCやタブレットが、低速ではあるがテザリングでWeb接続できる。それもスーパー誰とでも定額の月額1500円に込みであるから、低速な格安SIMを余分に買う必要はなくなる。格安SIMと格安スマホに月1000(機種代抜き)~3000円(機種代込み)払うよりよほどリーズナブルである。

田舎ではまず使わないといった、女性や子ども、お年寄りなどは、これを機に電話番号を変えてでもウイルコムを申し込んで携帯電話は解約してしまうという人はそれなりに多いと思う。しかし、意外なほどにニュースとしては拡がっていない。

PHSはそれだけマイナーなのである。信頼感も乏しいように思われるが、これは、昔の電波エリアの狭さの悪評が災いしているところが大きい。

ちなみに、PHSには重要な利点がある。携帯電話に比べ、圧倒的に電磁波が弱いのである。病院でも携帯電話は機器に障害を及ぼすので使用禁止されるが、PHSは使用可である。

携帯電話を使っていて、特に長時間使う人に、疲労感や耳鳴りなどをうったえる人が出る、携帯電話の電波塔周辺の住民にも、という話が、ネット上の情報でいろいろ出ている。

この科学的根拠については、当否も含めて議論があるところである。

ただ、私自身、携帯電話とPHSを併用しているが、率直に言って、最近、できるだけPHSでかけるようにしている。その方が耳に優しいと感じているからである。
携帯電話で話す時間が長いとそれだけで耳に嫌な不快感が出てくるという実感がある。PHSについてはそういう不快感がほとんど出ないのである。
それでますますPHSの使用頻度が上がっている。
電話としてのもともとの性能上も、PHSの音声のほうが明らかに携帯電話の音声よりはクリアである。これは、PHSのそもそもの特性としての利点である(但しPHSの電波が悪いところでは逆に音声は乱れる)。

2台ともで他社かけ放題、1台でWebメールし放題&テザリング付きなら、

「ウイルコムWX12Kでスーパー誰とでも定額1500円+ドコモかソフトバンク(またはau)の契約を通話だけ維持して2200円」

というのは、非常にリーズナブルだと思う。Web・テザリング端末とは別に通話端末を確保して2台持ちするほうが、電池切れの心配も減るからである。

ドコモの「カケホーダイ」ガラケー話し放題月2200円の衝撃(2)

月曜日, 5月 19th, 2014

カケホーダイを2200円ぽっきりで使うには意外にコツが必要になる。
なぜかというと、普通に買うと、思わぬほど機種代金がかかるからである。

先述したように、ドコモのガラケーで「一括0円」の機種で契約ができれば、月2200円での利用は可能になる。

しかし、最近、ドコモではガラケーで一括0円という特売はめったにされないようである。スマホの方が一括0円という特売をよくみかける。携帯3社とも、客単価の低いガラケーより客単価の高いスマホにユーザーを誘導するのが戦略なのである。

ということで、ドコモでも、ガラケーでも電話機を新しく買えば、機種代金が24回分割で月に2000円3000円かかる(計5万から8万くらい)。そこから、「月々サポート」という割引で、機種代金と同じ代金だけ引く。しかし、月々サポート割を受けるには、パケット使い放題のプランを申し込まないといけないため、そのパケット使い放題のプランだけで4000円くらい上乗せになるというわけである。

それだけ出してパケット使い放題を申し込まなければ、月々サポート割を受けられないため、結局機種代金を月2000円から3000円払うことになってしまう。

これでは割安感はない。だから、「ドコモのカケホーダイなどの新プランはむしろ割高になる」といわれるわけである。

しかし、それは、「ドコモでガラケーを新しく買ってカケホーダイをはじめる」場合に起きる現象である。

となれば解決法はとってもカンタンである。方法は2通り。

1.ドコモの中古ガラケーを買う。

数千円でドコモの中古のガラケーはいくらでも売っている。これを買って、ドコモショップに持ち込んで、電話機は買わずにガラケーのカケホーダイプランを契約すればよい。他社からの乗り換えならMNP手数料と契約事務手数料はかかるが、ドコモから契約変更するだけなら、スマホから乗り換える場合にSIMの交換手数料が少しかかるだけである。

なお、もともとドコモのガラケーを持っていて残している人ならそれを使えば良いだけである。

2.SIMフリー電話機を買う

SIMフリーの電話機も最近はずいぶんと簡単に買えるようになってきた。
ちなみに、freetelという新興の携帯電話機メーカーで、
http://www.freetel.jp/
通話機能とSMSのみという電話機が4980円で7~8月ころに発売されるそうである。
ほかにもSIMフリーのガラケーは安くはつばいされていく見込である。この値段なら保証もいらない。壊れたら買い換えるというスタイルで十分である。

ドコモのスマホを持っていて機種代金残がほぼない、という人なら、SIMをガラケーSIMに契約変更して、ガラケーSIMを、SIMフリー電話機に挿して使えばよい。
そして格安SIMを契約して空いたドコモのスマホ機に挿せば、月1000円でネットは使い放題である。

デュアルSIM搭載のSIMフリースマホでは、
「FleaPhone CP-F03a」
http://www.covia.net/product-cpf03a.html
というのが2万円弱で売られている。
これだと、ガラケーSIMを挿して、もう1つのスロットには格安SIMを挿すことができる。

上記の2通りの方法で、月2200円のカケホーダイの携帯は持てる。

ソフトバンクも、おそらく5月中には同様の料金プランを出してくるだろう。
そうすれば、ソフトバンクユーザーも、ソフトバンク契約のままプランだけを切り替えれば良い。ソフトバンクガラケーは一括0円は普通であるから機種変更して電話機を入手してもよいが、ソフトバンクの電話機はヤワで壊れやすく、保証が有料なので、注意が必要である。とはいえ一括0円のソフトバンクガラケーに乗り換えてしまい、電話機が壊れてしまえば4980円のfreetelの機種に替えるという手もある。

なぜこんな節約法をくどくどと説明するかと思うかもしれない。
それは携帯電話の高い料金に悩まされている人があまりに多いからである。
私の依頼者にも、営業マン、運転手、保険外交員など、自分の携帯電話を仕事に使わされる人に、携帯電話の料金高に悩まされている人が多い。特になんとなくスマホに乗り換えた人が、通話料金もネット接続料金も暴騰して、悲惨なことになっている、という人が多い。
そういう人に、なかなか勧められる節約法がなかったのも事実であった。

いまでもウイルコムは非常に割安で有効な料金節約法である。
しかし、ウイルコムは都市部では良いのだが、田舎住まいでは電波が弱くて勧められなかった。
また、ウイルコムは10分以内なら月500回までかけて月1000円の「だれとでも定額」が使えるが、営業の電話は相手の都合で長くなるので10分で切れず、1000円の枠内に納まらないのである。

このドコモのプランは田舎でも電波は不自由がなく、かける時間にもほぼ制限がない。

なお、仮にソフトバンクが6月から同じ価格体系で対抗してくるなら、ソフトバンクにするほうがドコモよりさらに有利である。

相手方がソフトバンクでホワイトプランの場合(スマホユーザーは大抵ホワイトプランである)、相手方からかけてくる場合相手方の通話料が無料で済むから、ソフトバンクスマホユーザーが相手の場合に相手にとってフレンドリーなのである。

近年の携帯電話会社の消費者を月額料金が高額なスマホへ否応なしに誘導するやり口は、本来スマホなど不要な人にまで高額な支出を強いて、大人も子どもも本も新聞も読まなくなり、教育費まで含めて消費支出にしわ寄せが及び、Lineやゲームで知性も対人能力も低下しているなど、社会にはなはだ害をなしているものといわざるをえない。

私は自分の依頼者には愚かな消費者ではなく賢い消費者になってもらいたいのである。