‘PC・スマートフォン・携帯電話’ Category

Googleの翻訳機能をPDFでも使う

木曜日, 10月 4th, 2018

最近は、無料サイトのGoogle翻訳
https://translate.google.com/?hl=ja
の精度が上がって、有料翻訳ソフトをしのぐレベルで優秀である。

だから、Google翻訳で、ちょっとした英文(他の国の言語でも当然可能である)は仮訳して、それで斜め読みしたり、手を入れて翻訳するということが多い。

HTMLファイルであれば、Google Chromeで開けばそれだけで全文翻訳が可能である。

しかしPDFファイルだけでアップされている場合は、それができない。

PDFも、テキストデータが埋め込まれているものは、コピー&ペーストでテキストデータをまとめて拾い出すことができる。官公庁などのレポートの類いはだいたいそれが可能である。

それをエディタに貼り付ける。

それをGoogle翻訳サイトにかける。

ただ、Google翻訳サイトには字数制限があり、長大なファイルは翻訳してくれない。

英文の長大なレポートがPDFでネットに公開されているのを読む機会がそこそこあるが、膨大になるとさすがに日本語で大意をつかみたいとなる。

これを何十回もいちいちGoogle翻訳のサイトに切り貼りするというのは面倒でやっていられない。

そんな場合のちょっとしたテクニックを紹介する。

PDFからコピー&ペーストでテキストデータを取り出し、エディタに貼り付け、文頭に<html><body>と、文末に</html></body>と加える。

ファイル名の拡張子を.htmlに変更する。

自分のWebの一角に一時的にアップロードする。

それをGoogle Chromeで開く。

これで全文翻訳が完了である。

ワイモバイルのガラホに乗り換え

土曜日, 12月 23rd, 2017

PHSの終わりと、ワイモバイル国内通話ずっと無料キャンペーン

http://blog.lawfield.com/?p=418

を書いたところ、周囲から反響があった。

私がガラホに乗り換えたあとで、余ったPHSの中古端末を貸してほしい、自分もワイモバイルのキャンペーンで乗り換えたい、というのである。

私もようやくこのたび、ワイモバイルのPHSから、ワイモバイルのガラホ 京セラ DIGNOケータイ2 702KC に乗り換えた。

http://www.ymobile.jp/lineup/702kc/
http://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/consumer/lineup/702kc/

このようなニッチなサービスやガラホ端末をレビューする人などほとんどいないと思われるので、レビューしてみたいと思う。

今回の乗り換えは、仕事でカケホーダイで使っていたPHS回線の乗り換えである。

ケータイ・スマホに契約変更で、国内通話ずーっと無料キャンペーン
http://www.ymobile.jp/cp/tsuwamuryo/index.html?ref=toppick

という大変お得なキャンペーンを使っての乗り換えである。

このキャンペーン、先日まで、2018年1月14日で終了する、とワイモバイルはアナウンスしていたが、撤回して、終了時期未定、と変更された。

といっても、PHSの新規契約は、2018年3月31日で一切受付が停止になる。ちなみに、機種が故障しても、機種の交換も、中古機種への入替も不可となるので、現行PHSユーザー以外には4月以降は関係のない話となる。

この恐ろしくオトクなカケホーダイケータイへの乗り換えキャンペーンに乗りたければ、3月までにPHS中古端末をショップに持ち込んでMNPなり新規なりでPHS回線を契約し、その翌日にでもガラホに乗り換えることをお勧めする。

このキャンペーンがどれくらいお得かと言うと、通話専用ケータイとして持つなら、2年間月額1332円、2年後は月額1008円で、他社含めて時間無制限のかけ放題(スーパー誰とでも定額)が無料で含まれている。

2台持ちにはなるものの、おそろしく格安である。会社のスタッフ用に仕事用ケータイとして持たせるにはピッタリであろう。

但しパケット通信をつけると微妙感はただよう。

パケット通信をつけると、300円からスタートし、わずか110MB使っただけで4500円まで到達し、そこで定額となる。2.5GBまで使った時点で、低速制限(128KBPS)がかかる。

使うにしても、せいぜいメールのみであろう。Webをみるのは勧められない。

なお、メール受信設定で、「差出人+件名+本文」にすると添付ファイルを受信しない。あるいは「300KB以内のメールしか受け取らない」という設定にすることもできる。

PHSからの移行時にメールアドレスはいったん変更されるが、「My Y!mobile」のサイトで以前のメールアドレスに戻せる。

私の場合は、2台持ちが前提なので、パケット通信をわざわざつける理由があまりないので、メールはスマホのgmailに移行して、ガラホのパケット通信は基本使わないことにした。

といっても、最近はgmailよりFacebookなどSNSのメールがポピュラーになってきてしまっているので、ますますケータイのキャリアのメールアドレスの出番は少なくなってきている感が強い。

さて、通話専用ケータイだからできることではあるが、パケット通信機能やWIFI機能をオンしていると電磁波を余分に発生させるので、データ通信そのものをオフにしてしまうと、耳鳴り防止の通話専用端末としてはたいへんよい割り切りとなる。

さらにいえば、設定画面の「モバイルネットワーク」中に、4G/3G/GSMの選択画面があり、そこで、海外電波のGSMや、高速通信のための4Gを外して3Gだけ受信するようにしてしまえば、さらに電磁波の発生量は下がる。

ソフトバンク電波のエリアは3Gのほうがまだまだ広いので通話は3Gのみでほぼ間に合う。

(ただし音質はVoLTE対応の4Gのほうが相手の端末次第ではあるがよいだろう。)

電波の種類を限定しておけばその分もちろん電池の持ちもよくなる。

設定メニューの「エコ・電池」中に、「バッテリーケアモード」というのがあり、オンにしておくと、満充電までいかず85パーセントで充電を止めてくれる。

満充電で1週間以上電池が持つので、バッテリーケアモードにしておくことがお勧めである。

さて、京セラケータイのよさである。

なにしろ、最近の京セラのケータイというのは、本当に丈夫である。壊れない。

スマホでも丈夫さがうりの端末が多い。

ガラケーは、ガラケーそのものがスマホより格段に丈夫である。

PHSの最終機種となった、402KCも、持っていた6台が全く故障しなかった。

このDIGNOケータイ2 702KCも、IPX5/IPX8の防水、IP5Xの防塵性能を持っていて、さらに頑丈さを増している。

スマホでは期待できないレベルの丈夫さである。

通話専用ケータイというのはあらっぽく使うことが多い。小雨の中話すこともあるし、土の上やコンクリートの上に落とすこともある。

やわなスマホでは困るのである。

なお、DIGNOケータイ2になって、Wifiにも対応することになった。

シャープのAQUOSケータイ2は既にWifi対応なので、この点はようやく追いついたことになる。

テザリング環境下や、Wifiルータ下では、通話専用ケータイであっても、データ通信をオフにしていても、ブラウジングもできてしまう。実際やってみると、なかなか速くて快適である。

なお、初期画面上のショートカットキーが3つ(LINEやYahoo地図など)並んでいて、うざったいが、「設定→その他の設定→カスタマイズキー」で消すことができる。

Android端末なので、モバイルデータ通信をオフにして通話専用ケータイにすることができる。

但し、設定は、「設定→無線・ネットワーク→データ使用量→モバイルデータ をオフ」である。少し変わっていてわかりにくかった。

結論として、必要にして十分以上で、満足である。

 

携帯電話のブラック情報(3) 犯罪利用された契約情報

木曜日, 12月 7th, 2017

このブログでは、以前に、

携帯電話のブラック情報(1)電話料金の不払
http://blog.lawfield.com/?p=333
携帯電話のブラック情報(2)端末料金の不払
http://blog.lawfield.com/?p=335

を紹介した。

実は、もうひとつ、携帯電話のブラック情報というのがある。

3つめのブラック情報は、犯罪利用された携帯電話の契約者情報である。

ソフトバンクのサイトであるが、

携帯電話・PHSのサービスを提供する事業者間での携帯電話不正利用防止法」に基づく利用停止情報の交換について 2009年2月2日

https://www.softbank.jp/mobile/info/personal/news/support/090202/
平素よりソフトバンク携帯電話サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。2009年3月以降に、「携帯電話不正利用防止法」の規定に基づき、警察から本人確認の求めのあった回線について、本人確認に応じていただけずに利用停止措置を受けたお客さま(特別利用停止者)の情報を、携帯電話・PHSサービスを提供する事業者間で交換します。
その情報は契約申し込み受付時の加入審査に活用しますので、該当するお客さまは、お申し込みをお受けできないことがあります。
何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

とある。

ある意味、究極のブラック情報である。

携帯電話不正利用防止法(正式な法律名称:携帯音声通信事業者による契約者等の本人確認等及び携帯音声通信役務の不正な利用の防止に関する法律)

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/050526_1.files/Page377.html

に違反して利用停止された電話回線の契約者情報は、携帯電話会社の事業者間で交換されている。この情報交換は、おそらくNTTドコモ・au・ソフトバンク(ワイモバイルブランド含む)の三大キャリア間のものである。

電気通信事業者協会のWebサイトにはこの情報交換の情報は載っていないので、MVNOまでは情報交換されていないのであろう。

しかし、実際には音声通話SIMの場合は、MVNOで契約する場合も、三大キャリアのリセールであるから、三大キャリアの審査を受ける。その時点で、ブラック情報に該当すると、審査で跳ねられてしまうことになる。

携帯電話不正利用防止法は、詐欺・恐喝・薬物犯罪・売春防止法・出資法の高金利罪などの、犯罪に利用した疑いがあるとして警察署長が本人確認の求めを電話会社に行い、本人確認に応じない携帯電話契約を利用停止してしまうということを実現した法制度である。
偽造免許証などでの契約もあれば、多重債務者がヤミ金に言われて携帯電話を作って売ったりしている場合もある。

安易に他人に携帯電話を渡したりすれば、それが特殊詐欺やヤミ金などに使われてしまうと、このブラック情報(3)に登録されてしまうと、個人情報保護法でも消せる根拠はおよそ存在しない。

「人の生命・身体・財産の保護のため(かつ本人の同意を得ることが困難)」な個人情報については、個人情報保護法の例外事由として、第三者提供も可能、収集に本人の同意も不要、開示請求も訂正・追加・削除の請求も不可能、である。

盗用免許証が利用された場合については、携帯電話会社に、面倒でも適宜の方法で請求すれば、削除には事実上応じてもらえるとは思われるが、軽率に他人に携帯電話端末を渡ししてしまったという場合に、そんな軽率な利用者が再度他人に携帯電話を渡す可能性は否定できないことから、ブラック情報を抹消する必然性は携帯電話会社には無いように思われるので、抹消に応じてもらえない可能性は高い。

一生もののキズになりかねないので、ある意味究極のブラック情報というべきものである。

PHSの終わりと、ワイモバイル国内通話ずっと無料キャンペーン

月曜日, 10月 2nd, 2017

PHSの新規契約は、ついに、来年2018年3月31日で一切受付が停止になる。ちなみに、機種が故障しても、機種の交換も、中古機種への入替も不可となる。

といっても、そもそも、1年くらい前から、PHSはほとんどの機種で新品での販売は停止されており、契約をしようと思えば、中古機種をオークションサイトなどで購入して、持込して、機種変更・新規契約をするしかない状態だった。

私も、スタッフ用のPHS電話機の交換は、そうして調達するしかない状態だった。

逆に言えば、そういう意味では、今でも、PHSの新規契約も、MNPによる転入も、PHSの実機さえあれば、しようと思えばできるのである。

今さらPHSの契約をするような人はまずいないわけであるが、実は、まったく意味が無いわけではない。

実は、2017年8月1日から2018年1月14日まで、ワイモバイルの「スーパー誰とでも定額」ユーザー向けの、4G回線(ガラホ・スマホ)乗り換えキャンペーンが実施されている。

これが、とんでもなくオトクなキャンペーンなのである。

ケータイ・スマホに契約変更で、国内通話ずーっと無料キャンペーン
http://www.ymobile.jp/cp/tsuwamuryo/index.html?ref=toppick

なんと、次回機種変更まで、スーパー誰とでも定額月1000円が無料(基本料金だけでよい)というものである。ガラホ(メール・Webオプションを解除してしまう)であれば、なんと、機種代金込みで、基本料金のみの月980円+税の月額料金で、他社携帯・固定まで掛け放題となる。

これは電話のカケホーダイを重宝して使っている人間にとっては、おどろくほど有利な条件である。ドコモ・ソフトバンク・AUの掛け放題は、同じ条件なら月2500円はするからである。

PHSのスーパー誰とでも定額が、メール・Web付きで1500円で他社掛け放題だから、ガラホ通話のみ980円より、PHSの方がオトクでもある。

あるいはメール・Webはスマホで別に足りるという人には、基本料金込み980円だからPHSのスーパー誰誰とでも定額よりさらにオトクになるのである。

また、ドコモ・ソフトバンク・AUのユーザーでも、今からでもPHSにMNPをして、ただちにワイモバイル(ソフトバンク電波)の4G回線に乗り換えることで、月980円の掛け放題のガラホを持つことができる。

ただし、PHSにMNPしようと思えば、PHSの端末を持ち込まないと、ショップは受け付けてくれない。つまり、必ずPHSの中古端末が必要なのである。

ワイモバイルにこんな持ち込みによるMNPを今からしても、このずっと無料キャンペーンは適用されるとのことである。

そして、一旦契約すれば、機種変更をしない限り、ずっと980円で4G回線の他社掛け放題が使える。

さすがに、4G回線がなくなってしまうような遠い将来には、使えなくなるだろうとは思うけれど。

但し、この乗り換えキャンペーンにはいくつか注意点がある。

掛け放題契約には2年縛りがある。2年目以外の月での解約は9500円の違約金。これはドコモ・ソフトバンク・AUの掛け放題と同等である。PHSの副回線(縛りなし)ほど有利ではないが、さすがにもはや比較しても意味が無い。

次に、一旦乗り換えれば、名義変更できない。つまり他人への契約譲渡はできない。契約譲渡をすると掛け放題は月2500円に跳ね上がる。

また、機種変更すると月2500円に跳ね上がる。だからショップでの「機種変更」は禁忌である。

それではガラホが壊れたときに困る、というかもしれない。

しかし、これは容易に解決可能である。

もし端末が壊れれば、中古でワイモバイルのガラホを買えば、そのままSIMを差し替えて使える。

SIMフリーのガラホも、各種新品が販売されている状況である。

だから、壊れてもワイモバイルショップに行って機種変更する必要が無い。

そもそもワイモバイルのガラホのSIMは、ソフトバンク電波の4Gであり、4GスマホのSIMと変わらない。

現状では、ガラホのnano SIMを、SIMフリースマホに挿してしまえば、普通に通話専用端末として使える。

これは、ネット情報でも、ワイモバイルショップでも、可能ですといっている。

つまり、2台持ちにして、ワイモバイルの掛け放題ガラホ(月980円)のほかに、もう一台データ通信専用の格安スマホを持てばよいのである。

2台持ちは嫌だという人は、スマホ1台で済ませる応用テクニックとして、例えば、SIM二枚挿し・2枚待ち受けができるスマホに挿せば、データ通信はもう一枚の格安SIMで行えば済むということになる。合計で2000円程度で掛け放題スマホ環境の運用ができることになる。

こうやってみると、なかなか、驚きの超お得なキャンペーンである。

このキャンペーンは法人でも個人でも契約可能だそうである。

私は、スタッフ用に携帯電話を複数台契約しているが、このキャンペーンでさすがにPHSからガラホに乗り換えようと決断した。

PHSは電磁波がスマホの何十分の1と格段に低く、耳鳴り予防によいので、ずいぶん重宝してお世話になったものだが、とうとうお別れである。

これからは、bluetooth ヘッドセットなどで電磁波対策をするしかなさそうである。

ガラホは、電磁波量はスマホよりは少し低いくらいで、それは不満であるが、電池の持ちがガラケー並みによいし、なによりエリアが拡がるので、まあ、乗り換えもやむを得ないとは思っている。

それにしても、ガラホに乗り換えたあと、契約が消滅したPHSの中古端末が、手許に何台も余ってしまうことになる。

ドコモ・ソフトバンク・AUの契約の人も、一旦ワイモバイルのPHSにMNPして、さらにガラホに乗り換えれば月980円掛け放題になるので、知人に希望する人があれば、融通してあげようかと思っているところである。

しかしあまりにニッチなやり方なので、誰もやりたがらないだろう。

そもそも掛け放題自体の需要が、若い世代では壊滅的になくなっている。

そもそも世の中の人はほとんどこんなオトク情報は知らない。

若い人には掛け放題など興味がない。

ワイモバイルがいくらPHSをてこ入れしても、掛け放題の需要自体がニッチとなってしまっていたために、退潮傾向を止められなかったのである。

現在も数百万回線という単位で生き残っているPHS契約者は、基本的に、話すことが多い人のはずであるから、こういうキャンペーンが成立するのである。

ガラホといっても、若い人から見れば、なにそれ、である。

しかし、年配層は、電話するには、ガラケー、ガラホの方がかけやすい、便利だ、スマホはすぐ間違い電話をかけてしまうから嫌だ、という人が今も相当数存在する。

未だにPHSから移行しない根強い既存ユーザーの存在は、今もレガシーなガラケーを好む年配層の存在と無縁では無い。

PHSのエリアは昔と比べると格段に広いため、ほとんど不自由はしないのだが、今でも山間部では電波が入らないところがあるので、エリアが狭くてダメだという昔ながらの先入観は否定しがたいものがあり、到頭それを克服できなかった。

今回のオトクなキャンペーンは、ひっそりと終わりゆくPHSに別れを告げなければならない長年の愛用者のための、お別れのお礼の儀式のようである。

長時間話す上で、PHSを電磁波回避対策として愛用していた者にとっては、一層のさみしさを感じる、PHSとのお別れである。

携帯電話のブラック情報(2)端末料金の不払

日曜日, 2月 26th, 2017

携帯電話の通信料金の不払いと、端末代金の不払いは、実は、信用情報の登録先が異なるということを、知っている人は意外と少ない。

携帯電話利用料金はTCA、端末の分割料金はクレジットカード等の情報の信用機関であるCICなどである。

つまり、端末代金を分割にしただけで、不払いの場合、信用情報のブラックの登録が2か所にされてしまう、ということである。

ドコモ・au・ソフトバンクは、携帯電話契約を2年縛りにして、2年ごとの更新月を外しただけで中途解約扱いとして、1万円といった高額な違約金を設定し、携帯電話端末料金を9万円とか6万円といった異常な割高な金額に設定し、それを24回に分けて返済する割賦払い契約をユーザーと結び、一方で、月2000円ほどの額を月々割り引くので結局機種代金は無料あるいは格安ですよ、とセールスする、といった、面倒くさい販売手法を取る。

これは、ユーザーを2年間解約させないで高額な月額料金に縛り付けておくための、3大キャリアの側の都合で考案された、ユーザーに不利益な、ある意味あこぎな販売手法である。

しかし、ユーザーは、そのために、割賦販売契約を結ばされることになる。この場合、ユーザーの割賦販売債務がクレジット情報として、延滞もしていないのに、信用情報機関(CICなど)に個人情報が登録されてしまうことになる。

ちなみに、機種代金を一括で支払えば、割賦販売契約ではないから、CICには登録されない。

でもそんなことを知っている人はほとんどいないだろうし、一括払い契約を選択する人はもっと少ないはずである。。

やっかいなのは、通話料金を3か月以上延滞してしまうと、割賦販売代金までもが道連れで61日以上の延滞となってしまい、CICでの信用情報も、いわゆる事故状態(ブラック状態)となってしまうということである。

クレジットカードの支払いを61日以上延滞すれば、言い訳もしようがないけれども、携帯電話料金について、まさか同じ扱いがされると思っていなかった、という人はそれなりに多い。

3大キャリアのスマホを漫然と買って、携帯電話料金だけが遅れたつもりだったのに、携帯電話端末の割賦販売代金が遅れたことにされてしまい、ほかのクレジットカードなどの利用までドミノ式に次々と制限されたり、解除されてしまうことが起きてしまうのである。

CICの事故情報は、契約中および契約終了から5年間、保有される。

http://www.cic.co.jp/confidence/posession.html#sst02
http://www.cic.co.jp/qa/registration.html

携帯電話料金を支払わなかった延滞期間が61日に達しただけで、最低5年もの間、信用棄損状態が回復しない(不払いの事実を消す手段もない)というのは、相当なダメージである。

ユーザーは、本来、携帯電話利用契約を結んでいるだけのつもりであって、クレジットカードまで影響するようなリスクを自分が冒している、とは全く想定してはいない。

こうやってみるドコモ・au・ソフトバンクでスマホを割賦販売契約で買うことは、実は想像する以上にリスキーなことである。

それが、携帯電話会社がほとんどユーザーを縛るという自分の都合で、ユーザーを誘導して高額のスマホ利用契約に伴って割賦販売契約をさせているわけであるから、なんとも罪深いことである。

格安SIM会社(MVNO)で携帯電話を買えば、端末料金は普通は一括払いであり、1万円から3万円までで十分な機種が買える。

MVNOでも、好き好んで端末料金を分割払いにするユーザーもいるであろうが、安い料金を分割にしてCIC登録されてしまい一歩間違えれば信用情報が事故扱いというリスクを考えれば、分割払いはとてもお勧めできるものではないだろう。

ドコモ・au・ソフトバンクの販売手法は、ユーザーを自社に縛り付けるのに懸命である。

そのためにユーザーに割賦販売契約を結ばせ、CICに登録させ、不払いによるドミノ式の信用リスクのことをよくわかっていないユーザーがリスクにさらされてしまっている。

消費者目線でいえば実にけしからんやり方だ、というべきだろう。

私は、多重債務者の経済的更生のために、スマホをドコモ・au・ソフトバンクからMVNOに乗り換えさせるという指導はよくおこなっている。

しかし、この2年縛りの端末代金5万円とか9万円といった違約金が、解約時に一気に発生してしまい、しかもそれが信用情報のブラック化という事態を招いてしまう、という仕組みは、ユーザーにとって重大な不利益であり、苦しい立場にある方の経済的更生にとってまことに不愉快な障害になってしまっているのである。

賢い消費者は、できるだけ3大キャリアのスマホ契約は避けて、格安SIM(MVNO)を選ぶべきだろう。

通話かけ放題を使わなければいけない人は、スマホとは別に、ガラケーの中古端末を、ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルに持ち込んで通話のみの端末として開通して、かけ放題契約をすればよい。

ワイモバイルのPHSなら月1500円、それ以外のガラケーは月2200円から持てる。

持ち込み新規契約であれば、かけ放題については2年縛りにはなっても、割賦販売契約を結ぶことがないので、CICに登録もされないのである。

なお、携帯電話会社に全く支払わないまま5年以上滞納した、催告書も最近は送られてきていない、裁判も支払督促もされていない、債務承認書も書いていない、電話でも払うと言っていない、という場合は、消滅時効を主張することができる場合がある。

滞納者が、消滅時効を主張して、携帯電話会社がそれを受け入れれば、通信料金も端末代金も時効消滅することになる。

TCAやCICの登録内容の変更も請求できるだろう。

なお、それでも、不払いにした通信会社の内部情報としては保有される可能性があるので、同じ電話会社で契約するのはそれ以降もNGというのは起こりうる。

但し、消滅時効の起算点には注意すべきである。

消滅時効の起算点は、端末割賦販売代金の場合は催告による割賦販売契約解除成立の日、通信料金の場合は最終月料金の支払予定日より遡ることは無く、その後の携帯電話会社による催告や、一部弁済や債務承認によっても、中断することがある。

つまり、不払いにしはじめてから5年ちょうどでは時効消滅するわけではない、ということに注意が必要である。

携帯電話のブラック情報(1)電話料金の不払

土曜日, 2月 25th, 2017

多重債務者が、自己破産手続きをとったときに、携帯電話料金の滞納があって、携帯電話利用契約を解除されてしまうことがある。

とはいえ、毎月発生する携帯電話料金については、破産裁判所は、大幅な滞納がなければ、固定電話料金と同じように、そのまま毎月支払い続けることについて、ある程度は黙認し、特に問題視することはないというのが一般的である。

しかし、ドコモ、au、ソフトバンクのスマホの月額料金は高額なので、滞納してしまっているとたちまち5万円以上になってしまうことがある。

こういう状態で自己破産を決断して、各債権者に受任通知を送れば、それ以降の支払いについては、偏波弁済だ、として、問題視されるという可能性は否定できないので、弁護士としては、破産法の建前からすると、非常に気持ちが悪く、依頼者に対して「大丈夫ですよ」といえなくなり、その結果、多重債務者も不安を感じる、という事態が起きてしまう。

多重債務の解決にあたっては、まずは生活の再建を優先し、例えばこれまでの滞納した携帯電話契約は解除されるにまかせて、破産手続、債務整理、小規模民事再生などの手続に進み、新しい電話番号にして、債権者からの連絡を避けることも兼ねて、携帯電話利用契約を新規で別の電話会社でやり直してもらうことがある。

気を付けないといけないのは、携帯電話料金の滞納が個人にあると、その滞納情報(不払い情報)は、ドコモ・au・ソフトバンクの3社と一部のMVNOでは、情報交換されて共有されていて、情報を交換している電話会社に新規契約を申し込むと断られてしまう、という事実である。

正確にいうと、電気通信事業者協会(TCA)に加盟していて、かつ、不払い情報の交換を実施していると発表している、下記(末尾に記載)の通信会社である。

http://www.tca.or.jp/mobile/nonpayment.html

但し、破産手続をとっても、免責決定がされていれば、不払い情報は抹消される。

免責と同時に通信会社側で自動的にすぐにTCAに抹消申請してくれるとは限らないため、不払いにした携帯電話会社に免責されたことを債務者から連絡して、抹消請求をすれば、TCAに連絡してもらえるので、不払い情報は抹消される。

債務整理などの場合は、滞納料金を完済すればTCAの不払い情報は抹消される。

民事再生手続については、電気通信事業者協会のサイトには書かれていないが、カットされた残債権を完済すれば、抹消は可能なはずである。

すなわち、小規模(給与)民事再生の計画案提出および認可の際、携帯電話料金について少額一括返済を選択しておけば、少額一括返済後の時点で抹消、または計画弁済の完済時点で、不払い情報の抹消を、携帯電話会社に請求すればよい。

とはいえ、破産の委任を弁護士にして、破産申し立てをして、破産開始決定、免責決定までたどり着くには、数か月かかる。

このタイムラグの間に携帯電話会社を乗り換えないといけないときには、通信料金不払いのブラック情報により、再契約ができなくなる、免責まで待たなければいけない、という事態が起きうることに注意が必要である。

なお、家族には影響はないので、家族契約で持つことは可能である。

救いもある。

MVNOには、意外とTCAで不払い情報を交換していないところが結構あるのである。

現時点で、OCNモバイルONEもそうである。

OCNモバイルONEは、クレジットカード決済でなくても、銀行引き落としでも契約ができる。
https://mypage.ocn.ne.jp/ksupport/bill/payment_demand/

一方、多くのMVNOは、クレジットカード必須である。

となると、自己破産をしたり債務整理によってクレジットカードを当面持てない人には、OCNモバイルONEは、いざというときの駆け込み寺になるだろう。

OCNモバイルONEは、初期料金は無料に近く、初月無料、月2000円以下で電話番号付きスマホが持てて、端末も1万円前後から買えるからである。

 

(不払い情報を交換している通信会社)

電気通信事業者協会
不払者情報の交換
http://www.tca.or.jp/mobile/nonpayment.html
2.対象となるお客様
平成11年4月1日以降に契約解除となり料金不払いのあるお客様※1を対象といたします(料金が完済された場合は対象外となります※2)。
また、お客様の氏名及び住所等の情報を、契約解除となり料金不払いがある場合に他の携帯電話等の移動系通信事業者に通知することについては、契約約款の規定に基づいてお客様にご同意いただきます(既にご契約済みのお客様についても同様といたします)。
※1 自己破産等により免責が決定している方、係争中(料金不払いのあった事業者と料金不払いに関して訴訟が行われており、判決が確定するまでの間を言います。)の方は含まれません。なお、いずれの場合も、料金不払いのあった事業者でその事実が確認できる必要があります。
※2 料金を完済された事実が、時間的な制約から、情報交換を行っている他の事業者に伝わっていない場合があります。疑義のある方は、お手数ですがお申し込みの事業者にご申告ください。ご申告に基づき、お申し込みの事業者より完済された事業者に確認させていただきます。
3.交換の期間
契約解除後5年以内といたします(期間経過後は自動的に抹消されます)。
7.情報交換をする事業者
NTTドコモ
KDDI、沖縄セルラー電話
ソフトバンク
ウォルト・ディズニー・ジャパン
UQコミュニケーションズ
ウィルコム沖縄
サジェスタム
ラネット
ヤマダ電機
ノジマ
日本通信
汐留モバイル
ケイ・オプティコム
東日本旅客鉄道
ニフティ
フリービット
トーンモバイル
プラスワン・マーケティング
UQモバイル沖縄
ビッグローブ
TOKAIコミュニケーションズ
アクセル
SORAシム
Link Life
ドリーム・トレイン・インターネット
MEモバイル
メディエイター
ジェイコム
ジュピターテレコム

OCNモバイルONEへ乗り換え

土曜日, 2月 18th, 2017

格安スマホとしてこれまで約2年半、BIGLOBE SIM(イオンのスマホ)を使ってきた。

BIGLOBE SIMは、1か月1400円+消費税で、1GBの高速通信ができた。

低速(0.2MBPS=200Kbps)になった場合でも、それ以上の超低速制限はかからない良質なSIMである。

私の持っていた旧型の遅いスマホでも、1分で1MB程度のダウンロード速度が確保できていた。

IIJ系のSIMは、低速になってから3日で366MB使うと超低速になり、使い物にならなくなる。

それにくらべればBIGLOBE SIMは、良質で良心的である。

ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルは、7Gといった容量を超過するとなんと格安スマホ以下の128Kbpsに低下し、ソフトバンクなどは目も当てられない遅さになる。

それにくらべれば低速時の使い勝手の良いBIGLOBE SIMには、まずまず満足していたのだが、この度、OCNモバイルONEに乗り換えることにした。

OCNモバイルONEは、月3Gで1800円である。単純に400円上がる。

それでも乗り換えた理由はいくつかある。

まず、低速時のバースト転送の秀逸さである。

BIGLOBE SIMには、バースト転送が備わっていない。

BIGLOBE SIMを実際に使っていると、バースト転送らしき動きは垣間見える。

Webページを開いた時のデータ転送の初速が多少早く感じるのである。

とはいえ、公開されている仕様上ではBIGLOBE SIMにバースト転送機能は掲載されていないので、公式には無い(裏で動作はしていても動作保証はない)、ということである。

IIJ系のSIMには、バースト転送があるSIMが多い。

しかし、IIJ系のSIMのバースト転送のサイズは75Kbyteである。

一方、OCNモバイルONEのバースト転送サイズは、150Kbyteである。

150Kbyte=1200Kbitであるから、200Kbpsの低速モードでいえば、約6秒分を一瞬にしてダウンロードしてくれることになる。

一方でIIJ系のバースト転送は3秒分である。

ニュースサイトのページを、低速時にクリックして、開くのに、3秒はかかっても、6秒かからないことが多い。

このサイトをめくるたび3秒の違いは非常に大きい。

実際にニュースサイトをOCNモバイルONEで低速モード(ターボOFFモード)開けば、ほぼ一瞬で文字をダウンロードしてしまうことがわかる。

画像はあとから多少遅れて開くサイトも多いが、なにぶんニュースサイトはページを細かくめくることが多いので、体感速度はずいぶん変わる。

YouTubeでも、画面解像度を低画質モードにしてあれば、OCNモバイルONEの低速モード 200kbpsでも、ほぼ音楽が切れることなく視聴できる。

これも、youtubeの視聴し始めた際のバースト転送による貯金がゆとりとなって、音途切れを防いでいるようである。

OCNモバイルONEに乗り換えて、ターボOFFモードで1週間ほど使ってみたが、BIGLOBE SIMの低速モードよりはるかに体感速度が速く、乗り換えた値打ちがあった。

LINEなどのSNSであれば、そもそもBIGLOBE SIMの低速モードでも使用に支障はないが、OCNモバイルONEでは速度は明らかに向上する。

もうひとつ、BIGLOBE SIMは低速・高速の切り替えができない。

だから、月の初めから強制的に高速容量を使っていく。

OCNモバイルONEは、低速・高速の切り替えが、アプリを立ち上げて、ワンタッチでできる。

例えば、スマホにPCをテザリングでつないで、PC上でメールをダウンロードするときや動画を見る時など、通信を高速にしたいときだけ、高速に切り替える。

普段は、ターボOFFにしておいて低速でも、SNSやWebサイト閲覧はたいてい事足りる。

LINEやgmailで少々大容量のファイルが送られてきたところで、高速容量を食わない。気づきもしない間にゆっくりダウンロードしておいてくれている。

OCNモバイルONEは、Wifiのアクセスポイントも、非常に多い。

SECURED Wi-Fi エリアと、DoSPOTエリアでWifiが可能で、約9万か所、これが使えて、月1800円の中に含まれている。

BIGLOBE SIMのWifiスポット数はOCNモバイルONEに劣らず秀逸であるが、Wifiは月250円のオプションである。

1400円+250円=1650円となると、OCNモバイルONEの3ギガ契約とは150円差。もはや、使い勝手では、この時点でコストパフォーマンスは逆転している。

OCNでんわは、通常の携帯電話音質で、半額の30秒10円で掛けられる。

OCNでんわは、10分かけ放題で月850円のプランを提供していて、他社の5分かけ放題プランが同金額帯であることをみると、あきらかに優位に立っている。

OCNモバイルONEにはもうひとつ、IP電話(050Plus)1回線が標準で付属する。

050Plusは、月額300円+消費税の基本料金がかかる。それが1800円に含まれる。

IP電話で、月額基本料金が無料のものはいくつもあるが、実は固定電話にかけても携帯電話に掛けるのと同じに30秒8円かかったりする。

しかし、050Plusは、なんと、固定電話への料金が3分8円である。

これは、海外旅行に行った時に、ありがたみがわかってくる。

SIMフリーのスマホを持っていれば、海外に行った時は、SIMを差し替えて、外国の現地のSIMを挿し替えて使うことができる。

デュアルSIM対応のスマホの中でも、gooのg07などは、現地SIMと日本のSIMを両方挿して両方着信待ちが可能である。

日本からかかってきた電話はローミングで着信まではできるが、出ないようにして、折り返しは、現地SIMの電波を使って(またはWifi環境下で)、050Plusでかければ、日本向けの通話が3分8円、日本の携帯電話にかけなおしても1分16円である。

IP電話はどうしても多少の遅延はあるのだが、高速な電波やWifiのもとでだと結構話せる。

もっとも、LINEの無料通話やコールクレジットのほうが、050PlusといったIP電話よりも、はるかに遅延がすくなく、快適に話せるので、実はLINEのコールクレジットをよほどお勧めする。(LINEのコールクレジットだと相手がドコモの携帯電話だと非通知着信になってしまうが)。

LINEの無料電話は音が痩せていて、圧縮率が高いと思われるが、その分、遅延が少なく海外では実に快適なのである。

さらに奥の手を使えば、海外旅行中は、日本から出発する直前に携帯電話の転送先を050Plusの番号に転送設定することがおすすめである。そうすれば、携帯電話のバカ高い海外ローミング転送料金はかからず、国内転送料金だけがかかることになる。

着信に出て、おり返せばよい。これで海外ローミングの日額何千円の基本料金も海外転送料金も全くかからない。

折り返しはLINEのコールクレジットで掛ける。

相手によっては、こちらが非通知だと電話に出てくれない場合がある。

そのときは、現地SIMから、gmailやSMSで相手の携帯電話に、「海外だから非通知で掛ける」とか、「IP電話から掛ける」、とメールで送っておき、それから電話を掛けたら出てくれるであろう。

ちなみに、国内にいるときでも、050Plusの番号同士の通話は無料で、OCNモバイルONEのシェアは大きい上に、家族で050Plus回線をそれぞれ持てば、家族間通話がそれでかけ放題となる。

OCNモバイルONEでは、高速通信時でも050Plusはカウントフリーで、いくら通話しても高速容量を食わない。

シェアSIMも強力である。1枚月400円で最大4枚まで追加できる。通話付きのシェアSIMでも1枚月額1100円である。

OCNモバイルONEは低速でもバースト転送容量が大きくて快適なので、3ギガの高速容量でも、低速にしている家族はその間まったく高速容量を食わないので、IIJ系のSIMやBIGLOBE SIMのように強制的に月の初めから高速容量から食い始めるSIMのシェアSIMと比べると、OCNで使える毎月の高速容量の実サイズははるかに大きいことになる。

とはいえBIGLOBE SIMのシェアSIMは1枚月200円で持つことができる。

これはOCNモバイルONEより明らかに安い。

しかし、シェアSIMも親SIMも、月の初めから高速容量から食っていくので、たちまち高速容量を消費してしまうのがデメリットとなる。

このように、丁寧に使い勝手を考えていくと、OCNモバイルONEは、実に良心的で良質であることがわかる。

なお、格安SIMの初期契約手数料は3000円くらいがほとんどであるが、OCNモバイルONEの通話SIMは、初期契約料金無料のパッケージがアマゾンなどで200円くらいで売られている。

MNPによる乗り換えもそれでできるので、それを買えばいいのである。

また、Goo simsellerという、NTTレゾナントが運営するスマートフォンの販売サイトがある。

しょっちゅうバーゲンセールやキャンペーンをやっていて、初級機から高級機まで、かなり安い価格帯で売られている。

キャンペーン時ともなると、端末で利益が出ているのかと思うくらい、端末料金が割安である。

Goo simsellerでスマホを買えば、OCNモバイルONEの通話SIMの初期契約料金無料のパッケージが無料で一緒に送られてくる。

別にOCNモバイルONEと契約してもしなくても、スマホ販売料金は変わらないが、これで通話SIMを契約すれば、初期契約料金3000円が0円となる。

ちなみに、今は、3ギガ→4ギガ、基本料金2か月間700円引きというキャンペーンをやっている。

こういった具合である。OCNモバイルONEの強力さが、多少なりとおわかりいただけただろうか。

MVNOの回線速度比較などでは、OCNモバイルONEはいつも遅い方から数えて何番目かである。

ということは、ひたすら早く動画を見たい、一瞬でサイトが開かないといらだつ、という人には、OCNモバイルONEは向かないSIMなのだろうと思う。

にもかかわらず、OCNモバイルONEは、MVNOのシェアはだいたいがトップか、最近こそ楽天モバイルに抜かれつつ、2位の位置にある。

これは、NTT系という安心感が理由としては大きいと思われるが、それを裏付ける、良心的な高品質SIMだから、店としても勧めやすくて、不満も出にくいことが理由なのだと思う。

OCNモバイルONEは、1日110MBプランが1600円で、3ギガプランより200円安い。これも秀逸である。シェアSIMにも対応している。

低速に切り替わっても快適に使用できるOCNモバイルONEだからこそできるプランで、格安SIMの他社が、長年にわたり全く追随できていない、良心的なプランである。

移行してみて、それをしみじみ感じた次第である。

低速でも快適に使えるSIM

水曜日, 12月 28th, 2016

私が今使っているSIMは、BIGLOBE SIM で、通話機能付きSIM、高速通信容量は1Gバイトである。

音声通話スタートプランといい、月1400円である。

1Gバイトという容量は、ニュースサイトを通勤中にスマホで見ていると、一ヶ月以内でほぼ無くなる容量である。

今月は、東京出張や遠方出張が多く、つい使いすぎてしまったのか、18日ころまでには高速通信ができなくなり、200kbpsの低速状態になってしまっていた。

どうやら、モバイルノートを新幹線の中でテザリングでスマホに繋いでいた間に、Windowsupdateでもかかっていたのか、大量に高速通信容量を食ってしまったらしい。

しかし、低速状態になっていることにしばらく気付かなかった。

ニュースサイトを見るだけなら、文字表示だけでいえば、低速通信時でも、それほどレスポンスが変わらないのである。

低速通信時に、Google Chromeでブラウジングすると、まず文字がパッと表示されて、しばらく画像や広告表示に時間がかかる。しかし、ニュースだから、基本、文字しか読まないので、あまり不自由がないことになる。

画像表示が遅いな、ということではじめて気付いたくらいである。

そのときは、あと2週間、どうしようかなあ、追加容量を購入することになるかな、とも思った。

しかし、それから低速状態のまま1週間経って、なにもストレスがないのである。

動画はそもそもスマホで外で見ることがない。

動画は、自宅で、タブレットや、PCや、大画面テレビ+Chromecast でみるものだと決めている。

さらに、自宅では常時接続回線+wifiルータ環境があり、スマホのアプリのインストールや更新はwifi環境下でしか動作しないように設定してあるので、いよいよ何も困らない。

ということで、この1週間、快適に200kbps環境で過ごしている。

ところで、私は出張時にはノートパソコンを持ち歩くので、スマホからのテザリングで、PCメールの受送信をすることになる。

200kbps環境で、新幹線や電車の中や空き時間でメールを受送信する必要があるのである。

では、200kbps環境で、PCメールの受送信に、一体どれくらいの時間がかかるのだろうか。

試しにさきほど、50通で計1.8メガバイトのサイズのメールデータを受信してみた。すると、約2分かかった。

私のスマホとモバイルノートは、どちらも動作は速くない。

それでもまあ、1分で0.9メガバイトの回線速度が出ているものと思われる。

200kbpsは0.2Mbpsだから、1分に直すと12Mビットであり、これをメガバイトに直すと、分速1.5メガバイトが理論上の最大値、ということになる。

200kbpsの限界値に対して、遅いスマホとPCでもそれなりに速度は出ていることになる。

10メガバイトのメールでも10分少々である。

うん、これなら、PCメールの受送信だけであれば、まあ使えるな、という結論となった。

メールの受送信の間、エディタでも開いて、別の作業をしていればよいだけだからである。

ただし、注意しないといけないのは、何日分も大量に未受信メールをためると、どうにもならなくなる、ということである。

あとは、運悪くWindowsupdateの日にでもかち合ってしまうと、自動更新を止めない限り、ほぼメールの受送信は止まってしまう。

実は上記の計測をしたとき、最初の計測時にちょうどWindowsupdateが動いていた。

見事に、メールの受送信は停止して、メーラーが考え込んでダウンロードが凍り付いてしまっていた。

つまり、出張前には、モバイルPCのメールの受送信を済ませ、Windowsupdateを済ませておかないと、痛い目を見ることになるということである。

そういった注意点はあるものの、200kbpsという低速通信でこの程度モバイルルーターとして使えるのであれば、PCをテザリングで延々と繋ぎっぱなしでよいように思われる。

ただし、低速通信の使いすぎにも注意が必要である。

SIMによって、低速通信を使いすぎると、さらなる「(超)低速制限」がかかってしまい、「超低速制限状態」に陥ってしまうSIMがある。

BIGLOBE SIMは低速通信は無制限であり、超低速制限がかからないので、私はそんな経験はないが、超低速制限状態になると、10~20Kbpsにまで陥ってしまうらしい。

この速度だとほぼWebのブラウジングも無理である。

3大キャリアでも、ソフトバンクが容量(高速通信容量)超過したときの制限の厳しさは有名で、なんとそれくらいの超低速状態まで速度が落ちてしまって、追加容量を購入しかなくなる、という話を聞いたことがある。

こうなると、200kbpsの格安SIMの方がよほど快適、というのであれば、笑ってしまう話である。

格安SIMで超低速制限状態に陥るSIMは、だいたい、3日間で低速通信を366MB使うと(超)低速制限がかかるというのが相場である。

こうったSIMの代表例が、IIJ系のSIMである。

一方で、低速制限がかからない(超低速制限に陥らない)SIMというのもある。

代表的なものが、

OCNモバイルONE
BIGLOBE SIM
LINE モバイル
mineo

である。

この中で優れているのは、OCNモバイルONEとmineoで、専用アプリをインストールすればワンタッチで高速通信をオフにすることができて(つまりターボをオフにする)、つまり低速通信モードに切り替えることができて、そうすると高速通信容量が減らない。

つまり、1Gバイトといったわずかな容量でも、普段は低速通信で過ごすことで、いざ速さを求めるときだけ高速通信を使えばよいことになる。

BIGLOBEはここが中途半端で、高速通信・低速通信を切り替えることができない。

つまり、月の初めから高速通信容量から使わざるを得ない。

否応なく高速通信容量から使い果たした月の最後の方で、低速通信で過ごすしか無くなることになる。

但しそこからは低速通信が無制限で、超低速制限状態には陥らない。

OCNモバイルONEとmineoであれば、月の最後の方まで、高速通信容量を節約することでいざというときのダウンロードのために十分高速通信容量を残しておくことができる。

とはいえ、BIGLOBE SIMで、低速制限状態で10日間を余裕で過ごせたことを考えると、そこまでの差は無いようにも思ってしまった。

IIJ系でも、hi-hoのSIMは、Webにログインすれば、SIMのターボをオンオフできてしまう。これは優れものであるが、高速通信容量と低速通信容量をどちらも使い切れば同様の超低速制限という問題は起きてしまう。

ちなみに、イオンモバイルは、IIJ系である。

と思っていたら、ごく最近、12月になって、データSIMのみで、タイプ2という低速通信無制限のSIMを販売するようになっていた。

http://aeonmobile.jp/simtype/

なんと、このタイプ2というのは、高速通信容量1G、低速通信であれば無制限に使えて、超低速制限はかからないで、月480円である。

似たような仕様のLINEモバイルが月500円だから、それを意識して発売したものと思われる。

そして、このイオンモバイルタイプ2というSIMは、OCNモバイルONEからのリセールのSIMのようである。

イオンモバイルのデータSIMは、以前から1Gタイプ480円で、IIJ系であったが、それがタイプ1と言われるようになった。

これからは、データSIMに限って言えば、どう見たって、タイプ1のSIMを買う合理的理由は無い。

なんでタイプ1をいまだに売り続けていているのかが不思議なくらいである。

在庫処分だとすると買ってしまう人はかわいそうである。

ちなみに、イオンモバイルのタイプ2のSIMは、通話可能なSIMの発売予定はないようである。

もし、イオンモバイルが、そんな通話SIMを月480円+700円で発売してしまえば、OCNモバイルONEが発売している月1600円か1800円の通話SIMは競争力を失ってしまうだろう。

だから、OCNモバイルONEが再販を認めないのだろうと思われる。

一番月額料金が安い格安SIM(MVNO)会社はどこ

日曜日, 11月 23rd, 2014

MVNO(格安SIMのプロバイダ)月額運用が一番安い会社はどこだろうか?

比較サイトとしては、

格安SIMカード比較(ドコモMVNO/LTE)

が以前から多くのMVNOの情報を網羅的に収録していて一覧性が高いのでお勧めである。

1. SIM3枚の場合
1人でスマホとタブレットなどを使う場合、家族で3台格安スマホを持つという場合は、
SIM3枚契約が圧倒的に安くなる。

SIM3枚契約のお勧めは、
IIJ (IIJ mio)

hi-ho (LTE type D) (IIJ子会社)

BB.excite (伊藤忠子会社)
の3社のLTEでのSIM3枚プランである。

hi-hoは、IIJの100パーセント子会社であるから、IIJ系が安いということになる。
IIJの通信品質はADSL時代から定評があるので、リーズナブルさが際立っている。

2014年11月時点で、価格的に一番練れているのは、

3枚で2Gのプランだと、
hi-ho LTE typeD アソート 月額1,522円(税込。2GB/1月)(1年縛り、違約金は毎月減少。1年以降違約金なし。初月無料)

3枚で4Gのプランだと
BB.excite モバイルLTE 4GB(SIM3枚) 月額2,138円(4GB/1月)

3枚で7Gのプランだと
IIJmio ファミリーシェアプラン 月額2,764円(7GB/1月)

であろう。

hi-hoのほうがIIJよりわずかに安いが1年縛りがあるというのが違いである。

080/090/070でSMSだけできる(line認証などの場面で必要)オプション料金は3社ともSIM1枚あたり151円/月で同じである。line電話はこれで無料でできてしまう。

080/090/070で通話もできるSIMのオプション料金はIIJ、hi-hoともSIM1枚あたり756円/月で同じである。BB.excite には通話SIMのオプションはない。

SIM3枚プランについては、この3社の優位性はこの1~2年動いていない。

2.SIM1枚の場合

SIM1枚の場合、じつのところ各社とも大きな差はない。

低速のみ(150~200kbps)のプランなら月額300円台~400円台
LTE枠が上限1Gのプランなら800円台
LTE枠が上限2Gのプランなら900円台
が最安値である。

あえていえばお勧めは、税抜900円で2Gの2社、
BIC SIM

BIGLOBE LTE・3G データSIM エントリープラン

である。

BIC SIM とBIGLOBEには、W2 300 公衆無線LANの無料利用権がついているからである。
BIGLOBE は同社製アプリ「オートコネクト」をインストールしておけば接続は自動である。
ただしこのW2 300、東京以外ではアクセスポイントが少なく、率直に言ってあまり使い物にならない。またセキュリティの問題もあるので、仕事に使うのに公衆無線LANを頼るのはあまりお勧めできることではない。

大差はないという意味では、このBIC SIM とBIGLOBE 以外を選ぶ理由はあまりないと思われる。

3.MVNOの通信速度について

MVNOの通信速度に大きな期待はしない方がいい。ドコモ、au、ソフトバンクのLTEの実効速度は10~30Mbpsだが、MVNOのLTE契約での実効速度は一桁Mbps、または1Mbps以下である。おそらく混雑時は相当遅くなる。

ブラウザにOpera Miniを使う方がよほど体感速度は速くなると思った方がよい

LTEスマホでなくても十分使える~3Gスマホの勧め

どのMVNOの実効速度が速いのかは、比較調査サイトがまだまだ乏しくてなんともいえない。

しかし、MVNOの中でも割安なプロバイダは比較的多くのユーザーを限られた電波帯域に詰め込んでいる可能性が高く、混雑していて遅いであろうことは想像はつく。といっても割高なプロバイダが速いかというとそうでもないだろうということも、ADSLや光ファイバーのプロバイダ速度比較での経験から想像が付く。
おそらく確実なのは、「LTE使い放題」などという上限のない契約がラインアップされているようなプロバイダはやめた方がよいということである。3大キャリアすら月7Gを上限としているのに、このようなLTE枠上限のない契約を抱える格安MVNOプロバイダには、桁違いの数十GB超の容量を使おうと常時大量の動画接続やメール送信などをおこなう極端なヘビーユーザーが群がりがちなので、混雑による速度低下が甚だしいと言うことが容易に想像できる。

動画でも1Mbpsが確保されていればそう不自由はないと言われるので多くのMVNOでは混雑時以外にはほぼ普通に見られると思われるが、MVNOの容量制限からすれば動画を見るのはWi-fi接続時に限っておくのが賢明だろう。

LTEスマホでなくても十分使える~3Gスマホの勧め

日曜日, 11月 23rd, 2014

イオンのスマホ第2弾
スマホ機種でいうとgeanee FXC-5Aと、Biglobeの格安SIM(月1GBプラン)を、使い始めて3ヶ月になる。
スマホ本体価格は約16000円。
ちなみに、BiglobeのSIMを契約しなくてもgeanee FXC-5Aはイオンで単体で購入できる。
さらにスマホ本体に3年保証をつけられる。月250円を34ヶ月支払う。約9000円。
計25000円というところである。
ドコモ、au、ソフトバンクでは月額の通信料金が最低7000円はかかるところ、格安スマホSIMの月額の通信料金は500円から1000円以下なので、わずか3,4ヶ月で回収できる額である。

そして3ヶ月使ってみて、実に快適であるというのが感想である。

イオンのスマホ第2弾GeaneeはLTE対応ではない。3G回線対応である。
だからBiglobeのSIMのタイプはLTE対応(最大150Mbps)であっても、最大速度は14.4Mbpsということになっている。

さて、注意すべきは、LTE対応スマホであっても、決して150Mbpsなどといった速度が実効速度レベルで出ることはないということである。

LTEスマホの実効速度も、もちろん3Gスマホの実効速度も、意外に遅いことは賢い消費者としては知っておくべきである。

3G/4G LTEの実効速度は?(スマホの月額料金を抑えたい)

によると、ドコモで、3Gが1.97Mbps、LTEで11.51Mbps、auで3Gが2.26Mbps、LTEで10.37Mbps、ソフトバンクで3Gで1.6Mbps、LTEで12.71Mbpsである。

MVNO主要6社の平日昼休み帯のスピードテスト結果 2014/6/26

によると、昼休みという非常に混み合って遅くなる時間帯でのシビアな条件下では、なんとMVNO主要6社(OCN、BIC、Biglobe、日本通信、楽天、DTI)では、LTEの速度(下り)が軒並み3Gを下回っている。3Gでもせいぜい1Mbpsだが、LTEはそれ以下である。
驚くべきは、LTEの速度が3Gを「上回っている」のでなく「下回っている」のである。一方、ドコモは18.80Mbpsとダントツである。、

このスピードテストの結果は、ある意味衝撃的であるが、なるほどと頷ける内容である。
3Gが一般道路、LTEが高速道路のはずが、高速道路の方が10倍速いはずがかえって遅くなる。簡単な話で、LTEの電波帯域が渋滞しているということである。
おそらく夜9時以降や週末なども混雑しているからこれと似たり寄ったりの状態なのであろう。

さらに、LTEスマホの電池は非常に持ちが悪い。

3Gスマホなら3~5日くらい充電しなくても大丈夫なことがあるが、LTEスマホはほぼ毎日充電しないといけないし、1日持たずに電池が切れることが結構ある。これは、LTE電波の待機にかなりの電力を食うこと、3G電波もあわせて待ち受けるために、電池の消耗が倍以上激しいからである。

燃費が悪いし、なにより充電が面倒なことこの上ない。

このような状況では、MVNOでわざわざ高価なLTEスマホを使う必要はないことがわかる。

LTE用(3G電波も拾えるもの)のSIMを、3Gスマホに挿して使うのが一番バランスがよい。

つまり、イオンのスマホ第2弾の3Gスマホgeaneeのバランスのよさは、なかなか魅力的である。

まあ、メモリの容量が少ないので、大量のアプリ(ゲームなど)をインストールする人には使い物にならない代物ということはなるのだが。

実はLTEスマホであっても、Androidの設定でLTE受信をオフにしてしまうことができる機種がある。

LTE Settingなどのアプリを使ってもできることがある。

そうなると電池の持ちがたちまち何倍にも長くなる。
これは隠れたテクニックである。

ちなみに節電を歌っているアプリが実は悪さをするマルウェアだということは非常に多いのでよく注意して自己責任でやってほしい。
が、3Gの速度でも十分実用に耐えるならば電池持ちを考えていつもLTEは切っておきたいという人は意外と多いはずである。

そして、3GのMVNOのスマホが1Mbpsくらいの実効速度しか出ないとしても、動画などをみない限り実はそれほど困るわけではない。

ところで、ブラウザによるデータ圧縮を利用して回線速度を何倍にも高めることができることはご存じだろうか。

私はブラウザはOpera Miniを使用している。Opera Miniにはデータ圧縮機能がついており、理論的には、最大90パーセント、つまり10分の1にデータ圧縮をしてくれる。私が3ヶ月使ってみたところ、実績で78パーセント、ざっと5分の1に圧縮してくれている。

仮にMVNOで混んでいる時間帯で1Mbpsしか出ていないとしても、5分の1に圧縮してくれていれば、体感速度は5Mbpsである。仮に混雑しない時間帯で4Mbps出ていれば体感速度は20Mbpsまで高まる。

実際にソフトバンクのiPhone5(もちろんLTE)の標準ブラウザを使っている人に試してもらったところ、「イオンスマホはiPhoneよりちょっと遅い程度」で同じサイトを表示してくれるという。
渋滞している道路を走るなら、細身のバイクですり抜けるのがよほど早い、ということになるのである。

こんな使い方をしていると、月1Gなどという容量制限を使い尽くすことはまず無い。

さらに、たとえ月の容量制限を超えたとしてもそれほど恐れることがなくなる。速度が200kbpsに制限されたとしても、Opera Miniでブラウザのデータが5倍に圧縮されていれば1Mbpsの体感速度が確保されるからである。

こういった工夫をすれば、3Gスマホを使っていて全然不便を感じないということがわかるだろう。