ベンジャミン・ディズレーリは名前のごとくユダヤ人にして英国首相に2度就任した政治家。
ウィリアム・グラッドストーンは4回英国首相に就任した。
2人は、19世紀ヴィクトリア朝時代の2大政党を率いるライバルでもあり、入れ替わり首相を務めた。
グラッドストーンは当時としては開明的な政策を実施した首相として有名である。
ディズレーリは保守的な政治家と言われるが、艱難辛苦を乗り越える精神力、政策遂行能力と人間力の深みや厚みやユーモアのセンスは、グラッドストーンを数段上回るように思う。
私は、昔はグラッドストーンの方に好感を持っていたが、今はディズレーリにより親近感を感じている。
ベンジャミン・ディズレーリ
「他人に対してできる最も偉大な善行は、自分が持っている富を分かち合うだけでなく、他人が持っている富を本人に発見させることだ」
「行動したからといって常に幸福がもたらされるわけではない。しかし、およそ行動のないところに幸福はない。」
「自分が無知であると認識することが、知への大きな第一歩である。」
「正義というものは、実行して、はじめて真実といえる(口だけで実行されない正義はただの偽りである)。」
「逆境にまさる教育なし。」
「成功するための秘訣は、計画の一貫性と持続性にある。」
ウィリアム・グラッドストーン
「いつまでも若くありたいと思うなら、青年の心を持つべきだ」
「大きな過ちを多く犯さないうちは、どんな人間でも偉大な人物や善き人にはなれない」
「絶望とは、することが多すぎて何から手をつけ始めたらよいかがわからない状態である。これを脱するには、まず最初に手近なひとつから達成することから始めるのがよい」