ジェームズ・アレン 思いのままに

西村法律事務所のWebサイトのタブ「珠玉のことば」https://www.lawfield.com/proverb.htmlに、私が心の拠り所とする書籍や心に刻み込まれた文章をアンソロジーとして集めているのでその中から抜粋して紹介する。

 

ジェームズ・アレンは、20世紀初頭に米国で「原因と結果の法則」として、良い結果をもたらすためには正しい原因がありそれを実践することを語った、現代のメンターの走りの一人である。原著からさまざまに編集・要約された形で、日本でも繰返し出版されているが、そのオリジナルの文章の直訳をしているのが「ジェームズ・アレン全一冊」である。ジェームズ・アレンの著書の中で代表作とされている「思いのままに」から、自分なりに編集、要約した。

 

正しい思いを選び、抱き続けることで、人は神のような完璧さへと上昇していくことができる。

 

人は思いの主(あるじ)であり、人格の作り手であり、環境と運命の設計者であり、いかなる状況も掌握し、自分の思い通りに自身を形作ることができる。

 

自分の手に人格、人生、運命の全てが委ねられている。

 

善をもってすれば善で報われ、悪をもってすれば悪で報われる。

 

これを原因と結果の法則という。

 

環境は人を作らない。よこしまな思いを抱いていない限りは悪と苦悩に陥ることはない。

 

人は、ただ望んだものを得るのではなく、公正に受け取るべきものを得る。

 

自身を改善するためには自己犠牲が必要である。自己犠牲を厭わない者は、必ず定めた目標を達成することができる。

 

肉体は、心に抱く思いに敏感に反応する。

 

不安は肉体を衰弱させ、病気にかかりやすくなる。

 

悪意、嫉妬、失望は、肉体から健康と美しさを奪う。

 

不機嫌な顔は、ひねくれた思いから生まれる。

 

純粋で幸せな思いは、肉体に活力を与え、美しくする。

 

喜びに満ち溢れた思いは、肉体から病気を一掃する。

 

善意は、嘆きと悲しみの影を消し去る。

 

清らかな思いを抱くようになると、有害な食べ物が必要で無くなり、食生活が改善され健康になる。

 

価値ある目標を掲げ、その達成のために行動しよう。

 

目標に向けて集中しつづけよう。

 

まず日々の務めを着実にこなすことに集中しよう。そうすれば大きな目標がいずれ達成できる。

 

成功は、達成のために正しく明確に向けられた思いの結果である。

 

利己的で粗野な思いを排除し、計画を遂行するために心を固め、思いを高めれば高め気高く正しい人間になればなるほど、成功は大きく持続的なものとなる。

 

世の中は、表向き一時的にそうみえたとしても、貪欲で不正直で不道徳な人には、有利に働かない。

 

世の中は、正直で寛容で徳深い人に手を差し伸べる。

 

美しいビジョン、気高い理想を心に抱こう。

 

抱けば、いつかそのビジョンや理想は実現できる。

 

低劣な願いを抱いても、心からの満足を得ることはない。

 

気高い夢をみよう。そのビジョンと理想と夢は、未来のあなた自身である。

 

低俗なものを心に描き続ければ、あなた自身が低俗なものになる。

 

あらゆる成功と達成の影には、努力がある。

 

他人の成功を幸運、運命、偶然といった言葉で語る人は、目に見えない努力の影や心の痛みを知らない。

 

長く苦しい道のりがあったことを知らず、ゴールだけをみて、それを「幸運」「偶然」の一言で片付ける。

 

穏やかな心は、長きにわたる忍耐強いセルフコントロールのたまものである。

 

穏やかな心は、経験の積み重ねによって、よい結果は必ずよい原因によって発生していることを、理解することによって、得る事ができる。

 

そうすると、悩んだり、いらだったり、心配したり、嘆いたりすることがなくなり、安定して、落ち着いた、穏やかな状態に到達できる。

 

周囲の人びとは、その人の心の強さに深い敬意を表し、その人を頼りにして多くのことを学ぼうとするだろう。

 

人はつねに、確固たる落ち着きを持った物腰の人と付き合いたいと思うものである。

 

人は、穏やかになればなるほど、より大きな成功、より大きな影響力、より大きな善の力を手にすることができるだろう。

 

心の平静と呼ぶべき、この上なく落ち着いた人格を養成することが最も大切である。

西村幸三

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京都・烏丸三条にある法律事務所を運営。ニュース・法改正・裁判例などから法務トピックを取り上げていきます。